推しアーティスト、【Mili 】について語りたい
どうも、今回は好きなアーティストの中でも特にオススメしたい【Mili】について語ります。
主にMiliの代表的な曲を紹介しながらMiliの魅力に迫っていきましょう。
- そもそもMiliとは?
- 1曲目【Nine Point Eight】
- 2曲目【YUBIKIRI-GENMAN】
- 3曲目【RTRT】
- 4曲目【World.execute(me);】
- 5曲目【Ga1ahad and Scientific Witchery】
- 6曲目【Rightfully】
- 7曲目【Camelia】
- 8曲目【奶水(milk)】
- 9曲目【String Theocracy】
- 10曲目【Friction】
- まとめ
そもそもMiliとは?
Mili(ミリー)は2012年に結成された日本の音楽グループです。「世界基準の音楽制作集団」と言われ、国内外問わず人気のアーティスト。
特徴的なのはボーカルと歌詞。ボーカルのCassie Wie(活動当初はmomocashewという名義だった)はカナダ国籍のアジア系カナダ人。中国、カナダ、アメリカ、日本と色んな国で暮らしていたので英語、日本語、中国語を操るトリリンガルです。その特技を活かし、3ヶ国語でMiliの曲を歌い上げます。その歌声は「天使の歌声」と言われ、透き通った可愛らしい声がファンの心を鷲掴み。男女問わず絶大な人気を誇っています。ボーカルの他にも、作詞とメロディラインを担当しています。
その他のメンバーは全員日本のおっさん男性で、ギター 兼
作曲編曲のYamato Kasai、ベースのYukihito Mitomo、ドラムのShoto Yoshida、そして、Miliのロゴデザイン、アートワーク、キャラクターデザインを手がけるイラストレーターのAO FUJIMORI。
以上がMiliのメンバーです。他にも旧メンバーのスタイリスト 兼 デザイナーのAme Yamaguchiや、ライブや一部楽曲の録音でピアノを担当するサポートメンバーの鎌田瑞輝などがいます。
そしてもう一つの歌詞ですが、、、それはそれぞれの曲紹介で語りましょう。
1曲目【Nine Point Eight】
Miliの代表曲の一つ。Miliの初期の曲で、ライブでは必ずやる定番曲。
爽やかでロックなこの曲はMiliでは珍しいバンド調の曲です。
大人気音楽ゲーム【DEEMO】に初期から収録されており、爆発的に人気になった要因の一つでもあります。かく言う自分もDEEMOからMiliを知りました。
綺麗な曲だなあと思い、歌詞を見てみたらびっくり仰天!なんと自殺をする女の子の歌なんです!最初は曲とのギャップに衝撃が止まりませんでした。更に調べると歌詞に出てきた花は葬儀に使われる花たちらしいですね。やっば。
自殺した理由は恋人に会うため。タイトルの9.8は重力加速度。つまり飛び降りていることを表しています。これだけ聞くと暗く重い話のように感じますが、多分どちらかと言うと明るい曲だと思っています。傍から見たらそりゃ自殺は悲しいですけど、本人にとっては恋人が全てでした。そしてもう一度恋人に会うために自死を選んだ彼女の心境は、この曲のように明るく心残りはないんじゃないかと思います。
要するに、決して悲しい物語ではなく、彼女にとっての幸せを歌っている、そういう曲だと考えています。
こういうスピリチュアルなのは人それぞれで考え方は違うので、意見が分かれるでしょう。そういう色んな見方が出来る自殺をテーマにした曲。明るい曲調で重い問いかけをしてくるのがMiliの歌詞の特徴だと思っています。もちろんそんなことない曲もありますけどね。
2曲目【YUBIKIRI-GENMAN】
上の動画が最初に投稿されたもの、下の動画が数年後にリアレンジしたものです。
Miliの日本語詞の曲。こちらもDEEMOに最初から収録されていて、9.8とセットで覚えている人も多いでしょう。
伴奏はピアノとヴァイオリンのみ。あったかくて優しい曲調で、この曲で励まされた人は少なくないでしょう。それもそのはず、この曲は結婚式のために作られた曲なのです。当初は知らなかったのですが、そういうテーマだと分かるとなるほど、と納得のいく歌詞です。サビの歌詞とかほんと好きです。休んでもいいから止まらないように。
ちなみにこの曲も含めて、Miliの一部の曲はカラオケで歌えます。大体は英語なので歌うのは難しいですが、この曲は日本語なので歌いやすいと思います。是非、友達とかと行ったときに歌ってMiliの良さをアピールしてはいかがでしょうか。ちなみに僕はカラオケに行く友達がいないのでどうしようもありません。僕らは一人で生きていけないと気付いたのはいつ・・・?
3曲目【RTRT】
Miliの動画で最も再生数の多い曲。読み方は「レトルト」です。
動画のサムネイルからも分かるように、中華ソングです。歌詞は英語ですが。。。
中華風の曲調に中華の食べ物がいっぱい出てくる、中華尽くめの曲。擬音も多かったりと、語感がなんとも心地よいです。僕のオススメはサビの小籠包のとこ。可愛い。
右の女性はマッドサイエンティスト(自称)、左の人物は言わずと知れた中国のゾンビ、キョンシー。この二人の物語です。二人が出会って家族のように仲良くなったところを、急に来た人物にキョンシーが殺されてしまう歌。相変わらずえげつない。
Miliの歌詞は直接的なとこと間接的なとこ、比喩しているとこがかなり複雑に絡み合っているので、色んな考察が飛び交っていますね。
ちなみに僕のブログは考察ではなくあくまで紹介なので、そこまで深く考えていません。僕の脳みそはポンコツなので歌詞やタイトルの考察とかしてもあんまり分かりません。許して。
4曲目【World.execute(me);】
Miliの動画で2番目に再生数の多い曲。歌っているのは英語ですが、歌詞がPC言語のJavaで構成されている、これまた特徴的な曲です。
Miliの曲の中で唯一と言っていい、ライブジャンプ曲です。大体の曲は手を振る程度ですが、この曲の縦ノリしたくなる解放感が病みつきになります。ライブでやるときもライブの終盤の盛り上がりポイントでやってくるので、皆もうイントロ聴いただけで大盛り上がりしますね。
Java語はもちろん分かりませんが、動画の字幕をつければ歌詞が分かります。とあるプログラムが(多分)創造主に恋をする話。プログラムに愛が分かるはずがなく、どんどんバグだらけになり、最終的にヤンデレ化する曲。歌詞が分からなくても曲と歌い方の雰囲気で大体伝わるから、聴いてるだけでMiliの世界観に引き込まれやすいんですよね。
ちなみにさっきのRTRTもそうですが、人気すぎてファンが自分で解釈して作った動画がけっこうあります。Miliの動画は大半が1枚絵なので、余計に想像力を掻き立てられるんでしょうね。
5曲目【Ga1ahad and Scientific Witchery】
Miliの動画で3番目に再生数の多い曲。このトップ3の曲は他の楽曲たちと大差をつけて再生されています。その中でもこの曲は1番Miliの世界観を全て物語っていると思います。
男性パートと女性パートに分かれていて、この二つのパートが絶妙に絡み合うリズミカルな曲。魔女と騎士、この二つが混ざり合ったように妖しくも美しく、気高くも力強い、曲調です。曲の展開が目まぐるしく変わるので、聴いててまったく飽きない曲ですね。ちなみに男性パートも女性パートもどちらもボーカルのCassieです。
使命と愛情の狭間で葛藤するロボット「ガラハッド1号」と、それが使命と分かって殺されることを否定しない魔女「テルル」の禁断の愛の物語です。使命だから殺すけど魔女は蘇生薬で何度でも蘇るから蘇らせては殺す、っていう歌詞を一番最初に語っています。ほんとしれっととんでもないこと言ってるからMiliは好きです。
再生数こそ3番目ですが、個人的にこれが一番人気な気がします。ライブに行くと、この曲が流れた瞬間悲鳴にも近い歓声が上がるんですよ。多分女性人気が高いのかな?
6曲目【Rightfully】
アニメ「ゴブリンスレイヤー」のOP曲。これで知ったという人もけっこう多いんじゃないでしょうか。ここ数年で認知度がグッと上がり、アニメのOPEDを担当することが多くなってきましたね。そのアニメ曲の中で代表的なのがこの曲です。ちなみにこの曲が初のシングルリリースされた曲。
Miliの楽曲の中で唯一Miliメンバーが出演しない実写MV。スパムの缶が大量にあったり、途中でスパムはバカ食いすることから「スパム曲」とも呼ばれています。MVはちょっとグロテスクなとこもあるので苦手な人は閲覧注意です。
最初はどこか悲しげな曲調から、急に手に汗握る緊張感のある曲に変わり、サビで一気に盛り上がるダークファンタジーらしい曲になっています。
歌詞はもちろんゴブリンスレイヤーの物語に沿った内容になっています。そして特徴的なのが字幕では何も出ない架空言語の歌詞、通称Mili語です。一部の楽曲で使われていますが、如何せん字幕に出ないもんだから空耳で勝手に歌詞を書いてる人もいますね。一応正式なMili語は英語ではないので英語で書いてあるものは信用しないように。
ちなみにゴブリンスレイヤーの挿入歌や、映画の主題歌もMiliが手掛けており、その曲たちも動画化されているので是非聴いてみてください。正直Rightfullyよりそっちの方が好きです。ていうか我慢できないので載せますね。
7曲目【Camelia】
Mili初の実写MV曲。個人的にMiliの中で一番好きな曲です。
この曲が公開されるまではライブでしか顔出しはしていなかったため、謎に包まれていました。この曲でついに映り、ファンは大騒ぎの大歓喜。しかし、ちょうど目は見えない映し方で、全体は見えない映し方でMVは進みます。引きの映像はピントをあえてぼやけさせたりと、見せるけど見せないという余計に気になる魅せ方をしてきました。
クラシックな曲調とキャッチ―なメロディが組み合わさった名曲。僕はこの曲でアコーディオンの魅力に気付きました。
歌詞はもうすっごい。娼婦の歌で、銃で人を撃ち殺したりとめちゃくちゃドロドロした物語。一部のファンの間では3大闇曲の一つと言われたりもしています。ちなみに残り2曲は「Bathtub Mermaid」とアルバムにしか収録されていない「Painful Death for the Lactose Intolerant」という曲。気になる人は是非チェックしてみてください。
ちなみに1年ほど前からガッツリ顔出ししているので、気になる人はそちらもチェックしてね。
8曲目【奶水(milk)】
Miliの楽曲の中で貴重な中国語詞の曲。動画化されているのはこの曲だけです。
中国語の面白くて美しい語感をこれでもかと魅せてきます。タイトルの奶は「乳房」の意味があるので、ミルクはミルクでも「母乳」という意味のミルクです。相変わらずなんというものをタイトルにしているんだ。
ピアノ曲で生命の神秘さを感じます。特に特徴的なのはラスサビのボーカルを幾層にも重ねた部分。めちゃくちゃ綺麗で、神秘的で、最高に盛り上がります。
歌詞は結合双生児、もしくはそれに類似したものの歌です。恐ろしくも美しい、まさに生命の神秘さを歌っている曲ですね。
多分のMiliの楽曲たちはどこか社会風刺的な雰囲気の歌詞な気がします。なんとなく言いたいことは分かるんですが、ポンコツ脳みそじゃ説明できないから何も言いません。正解は公式が言わない限り分からないんだからそれぞれの解釈でいいんです。いいよね?
9曲目【String Theocracy】
2020/5/20に投稿された最近の曲。最近の曲の中で群を抜いて伸びている曲なので紹介します。「Library Of Ruina」のテーマソングです。
すでに活動して8年ほどなのに、また新しいMiliを魅せてきました。ジャンルに捕らわれず、けれどもMiliらしさを失わないのはほんとにすごいですね。Miliの世界観というのを確立している証拠です。だからこそ惹き込まれて魅了されるんですが。
Miliでは新鮮なジャジーな曲調。Miliの中でも珍しいめちゃくちゃ明るい曲調です。まあ案の定歌詞はアレですけどね。
歌詞は「Library Of Ruina」に沿った内容、、、らしい。アンジェラ(多分キャラクター)の曲とか、何かの続編の曲らしいですね。この辺は全く知らないのでふわふわしてます、すいません。
「瞬きしないで見ててね」を「目玉にバターを塗って潤してね」って表現するとことかめちゃくちゃ好き。この曲はほんとオシャレで聴いてて心地良いので気分を上げたいときとかにピッタリです。歌詞は考えないでね。
10曲目【Friction】
Miliのインスト曲です。DEEMOで課金してプレイできる曲の一番最初の曲で、これまた人気の曲。
最近はインスト曲を作らなくなりましたが、活動初期はインスト曲もいっぱいありました。その中でも代表的なのはこの曲ですね。
インストなのでもちろんボーカルも歌詞もありません。ピアノとストリングスが奏でる独特な世界観が魅力的。特にサビの階段状に演奏する部分がクセになります。
ライブではCassieが着替える際の繋ぎでインスト曲をやるときもあります。そのときに必ずやる曲。ギターやベース、ドラムがいることから元の曲にバンド調が追加されて、また一味違った雰囲気になって面白いです。ちなみにステージ衣装は年々変わっていて、毎回テーマがあるんですが、なんかもう、すごいです。なんていうか、そう、すごいんです。
まとめ
いかがだったでしょうか。一応全部動画化されたもので紹介しましたが、好きな曲全部紹介してたらキリがなくなっちゃいます。それくらいほんとに好きなアーティストです。
Miliの動画には過去のライブ映像とかもあるのでどんな雰囲気か知りたい人はそちらも見てみてください。ちなみに動画化されているライブには全部行ってるので、もしかしたら僕が映ってる、、、かもね。
もしいいな、と思ったらここで紹介していない曲も聴いてみてください。きっとお気に入りの曲が見つかると思うので。
この記事で一人でもファンが増やせたら感無量です。一緒にMiliの魅力を語りましょ。
それでは。