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アニメ【プリンセス・プリンシパル】について語りたい

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どうも、今回は僕がドハマりしたアニメ【プリンセス・プリンシパル】について語ります。

なるべくネタバレのない程度に話していきますので、既に知っている人には退屈な内容になると思います。ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリンセス・プリンシパルとは

 

 2017年7月14日から放送開始した、Studio 3Hzアクタスの共同制作による日本のオリジナルアニメです。略称は【プリプリ】

 テーマは【スパイ】×【スチームパンク】×【女子高生】。キャッチフレーズは「少女のは世界を変える」

現在は見放題配信サイト、Amazon Prime VideodアニメストアHuluアニメ放題バンダイチャンネルU-NEXTにて好評配信中。都度課金して観れる配信サービスも含めばニコニコ動画PlaystationVideo等でも観れます。

アニメは全12話で、6章に分けての映画化も決定しています。2020年4月10日に劇場公開の予定でしたが、コロナ禍によって延期となり、2020年9月4日の段階ではいつ公開になるかはアナウンスされていません。待ち遠しいですね。。。

 

あらすじ

 

 19世紀末、アルビオン王国は特定の範囲を無重力化できる「ケイバ―ライト」を独占することにより、「空中艦隊」と呼ばれる王立航空軍という強大な軍事力で世界の勢力図を一変。ローマ帝国の再来と謳われる覇権国家を樹立しました。

しかし、国内で革命が発生。その結果「王国」「共和国」に分裂し、両国を隔てる「ロンドンの壁」で分割されることに。以来10年、首都ロンドンは各国のスパイが暗躍する「影の戦争」の最前線となりました。

その王国内にある名門校「クイーンズ・メイフェア校」に通う「博物倶楽部」の5人の少女たちは、王国に潜伏する共和国側のスパイ組織「コントロールに所属するスパイ。この5人を中心に物語は進んでいきます。

分かりづらかった人は公式サイト分かりやすい相関図を出しています。思いっきりネタバレになりますが、気にならない人や観終わった人は見てみてください。

話は時系列がごちゃごちゃになっており、タイトルのcase○○で時系列が分かります。

 

主な登場キャラクター

 

・アンジェ

 

 

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CV.今村彩夏(現在は引退したため劇場版からは古賀葵

 

本作の主人公で、芸術的な手腕をもつ天才スパイ。表向きの名前「アンジェ・ル・カレ」。本名はネタバレになるのでここでは言いません。

 無口で不愛想な性格で、よく突拍子もない嘘をついては周りを困惑させます。

任務によってはヤンキーや田舎者のドジっ子を演じたりするが、本来の彼女の性格は臆病で心優しい一人の少女。

スパイとしての腕前は一流で、あらゆる面で秀でた才能を発揮しています。また、重要任務工作員のみが所持できる「Cボール」(個人携帯型ケイバ―ライト移動装置)を駆使して任務をこなします。

プリンセスと顔が似ているという理由からプリンセスと入れ替わるチェンジリング作戦」をコントロールに提案。だが本当の目的は壁を越えてプリンセスに会うこと。その理由は、、、

 

・プリンセス

 

 

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CV.関根明良

 

アルビオン王国の王女。名前は「シャーロット」

おっとりとして人当たりも良く、とても芯が強い性格。政治的バックはありませんが国民からの人気は高いです。

王位継承権第4位で、祖母である現女王のお気に入り。女王になる目的のために「チェンジリング作戦」で近付いてきたアンジェたちを通してコントロールを脅迫します。素性を明かさない代わりに女王になるよう協力を要請。結果として一時的に手を結び、アンジェのスパイチームに参加することになります。

スパイとしては、王女という立場を利用して普通じゃ立ち入れない場所に行けたり、無茶を通したりとメンバーをサポートをメインに活躍しています。

ちなみに彼女が女王になりたい理由が本作の核となる部分です。

 

・ドロシー

 

 

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CV.大地葉

 

アンジェの相棒でチームをまとめるリーダー的存在。女子高生として学校に通っているが、実年齢は20歳。ファンからは二重ならぬ「二十スパイ」と呼ばれています。

性格は明るく自由奔放、そしてスパイである自覚を持ちながらも友情に篤く、その優しさ故に苦悩することも。

学校内でプリンセスといても怪しまれないように「博物倶楽部」を立ち上げ、部室内に様々な銃器を隠しています。

運転技術射撃の腕前は超一流。また、大人びた美貌から色仕掛けも得意としますが、彼女自身はかなりの純情です。

チームリーダーとして活躍していますが、同時にプリンセスを見張る役割も。間違いなくプリプリ内で最も辛い思いをするキャラです。特にドロシーメインの6話はかなりの鬱回だから視聴注意。

 

・ベアトリス

 

 

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CV.影山灯

 

プリンセスの友人 兼 侍女。スパイに加わったプリンセスに引きずられる形でやむなくスパイに参加することに。

性格は子犬そのもの。プリンセスを護るために身を挺したり威嚇したりする反面、味方には優しく、よく心配してくれる一面も。

機械狂いの父によって人工声帯を埋め込まれ、そのせいで周りから迫害を受けてきました。そんな中、プリンセスに友達になりたいと言われて救われることに。以来プリンセスを心底慕っています。

スパイとしては人工声帯を活用して敵の声を真似て混乱させたり、機械に強いのでそういったもので活躍しています。また、スパイの素人として色々質問することで視聴者に自然に説明する役割も持っています。

素人ながらも読唇術を習得したり鍵のピッキング技術を学んだりと、スパイとして日々努力をしており、意外とスパイのセンスがありますね。

 

・ちせ

 

 

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CV.古木のぞみ

 

日本からやってきた留学生。最も小柄ながらも戦闘力はトップクラスです。

実直で義理堅いけどどこか浮世離れした一面もあり、日本の風習のまま振る舞っては誤解を生んで騒動になって目立ってしまうことも。

外交特使の堀河公を暗殺しようと企む藤堂十兵衛を討つために単身でアルビオン王国に。十兵衛を討ちとった後は堀河公の命令でコントロールに協力しつつ、共和国と王国のどちらが日本に有利になるか見極める役になります。

スパイとしては達人並みの剣術で、主に非戦闘員のプリンセスやベアトの護衛や強襲作戦の先陣を切る役割を果たします。

どんな人物かと言われたら、簡単に言えば「ルパン」の「五ェ門」

 

・L

 

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コントロールのリーダー。表向きは「大使館文化事業局長」。

アンジェたちに命令や指示を出す人物。アンジェのチームをプリンシパルと呼びます。

口数が少なく常に冷静ですが、プリンシパルのチームを気に入っているのがイベントや特典で判明します。(ネタかもしれませんが)

コントロールには他にも、分析官(情報処理担当)の「7」、技術担当の「ドリーショップ」などがいます。軍部からは「調整官」と言う名の監視役で「大佐」が派遣されています。

 

・ノルマンディー公

 

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アルビオン王国で内務卿を務める公爵。諜報、公安、警察関係に強い影響力を持つ、言うならば王国のスパイのリーダーです。

プリンセスとは親戚関係にあり、女王に意見できる数少ない人物。恐らく王位継承権はプリンセスより高く、国民人気の高いプリンセスを警戒しています。

中々冷酷な部分があり、プリンセスを暗殺事件に巻き込んで殺そうと目論んだこともあります。

秘書の「ガゼル」は色んな場面で対面しており、アンジェとドロシーにとってはライバルのような存在。

ノルマンディー公は簡単に言えば本作のラスボス

 

主題歌

 

 OP「The Other Side of the Wall

 

youtu.be

 

 Void_Chords feat.MARUによるプリプリのOP曲。作詞はKonnie Aokiで作曲・編曲は高橋 諒です。

アニメのOPとは思えないほどカッコよくオシャレな曲です。ジャンルはジャズロックになるのかな?ボーカルのハイトーン&パワフルな歌声がクセになります。

歌詞はもちろんプリプリの世界観に沿ったもの。ですがなんと英語!わりとカッコいいこと言ってるので翻訳も是非見てみてください。

 

ED「A Page of My Story

 

こちらは公式が動画をあげてないのでここには載せません。作詞作曲はOPと同じ、ボーカルはアンジェ、プリンセス、ドロシー、ベアトリス、ちせの5人です。

EDは今までと打って変わってほんわかした可愛らしい曲。けっこう全体的にシリアスなので気持ちを浄化するようにあえて優しく明るい曲調にしています。

しかし、歌詞は逆に切ない内容となっています。簡単に言うと、もし平和な世界だったらと妄想をするという内容。つらぁ、、、あっ、こちらも歌詞は英語です。

 

挿入歌「moonlight melody」

 

6話の挿入歌。作詞作曲編曲は梶浦由記

プリプリの世界で誰もが知っているような名曲。愛を歌っためちゃくちゃ優しい曲、、、なんですが、使われてるシーンのせいでめちゃくちゃエグいです。

 

その他

プリプリはアニメ、映画以外にもマンガ化スマホゲームアプリ化しています。残念ながらゲームに関しては終了してしまいましたが。。。

ゲーム「プリンセス・プリンシパル GAME OF MISSION」(略称プリGOM)は2017年8月10日から2018年12月28日まで配信していたパズルゲームです。オリジナルキャラクターが多数存在しており、その中でもアンジェチームを見張る後輩スパイチームが人気を集めていました。

 僕はめちゃくちゃやってましたね。イベントのランキングは常に上位になる程度にはやってました。一押しキャラはある意味プリGOMの主人公と言っても過言ではない後輩スパイのステファニーです。既に終了しているので魅力を伝えても実際にどうなのか分からないのが悲しいですね。。。

 

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感想

 

観ることになったきっかけは身内がこの作品に携わったから。詳しく言うと身バレしてしまうので言いませんが、初の大きな仕事だったので見てほしいとのこと。結果家族で誰よりもハマることになりました。

一見美少女たちが主人公のアニメなので見られがちですが、ストーリーや設定はかなりシリアスです。普通に人が死にますし、なんなら主人公が人を殺したりします。スパイものなのでその辺苦手な人には厳しいかもですね。

 しかし一応少女たちなのでキャッキャウフフするシーンもいっぱいありますよ。しかもよくありがちなすぐ抱き着いてじゃれ合ったりとかではなく、リアルな心境や行動をするので大変質が良いです。(公式グッズは安いイチャつきをしていますが)僕はプリプリで初めて良く聞く「尊い」という感情を理解しました。てぇてぇ。。。

 登場キャラクターは敵も味方も賢く、ハラハラドキドキする反面、いやそれは分かるだろ!!っていうもやもやがあまりないのはストレスを感じないので好印象ですね。

 そしてこのアニメの面白いのが何度も見返したくなること。大体のアニメがそうかもしれませんが、プリプリは前半の話に伏線や後半を見て理解できる謎のシーンなどがいっぱいあるのです。2周目が違った面白さがあるってのは中々ないと思います。特に8話(神回)を観た後の2話なんてもう、、、もう、、、

最初の1話だけでもめちゃくちゃ色んなとこに伏線が散りばめられています。正直1回観ただけじゃ全部は分からないと思います。ていうか色んな人の解説を聞いてやっと分かるほど。ほんの一瞬のシーンだけでも情報量が詰め込まれており、考察好きや現実を忠実に再現しているのが好きな人はハマるでしょう。

一応ファンタジー要素としてケイバ―ライトがあり、それによって完全に現実再現とまではいきませんが、細部にまでこだわって19世紀末のロンドンを再現しています。

 とりあえず気になった人は2話まで観てみてください。2話が時系列的に1話になるし、物語の根幹の部分に触れてくるので。そしてできたら8話まで観て、尊さを感じてそのまま12話まで観てください。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

今までそこそこアニメは見てきましたが、有名アニメ(ポケモンハガレン鬼滅の刃等)を除いたちょっとマイナーなアニメでドハマりしたのは数少ないですね。プリプリ以外ならキルラキルとか、最近ならデカダンスとかかな?

 オリジナルアニメは専門用語とかが多かったり、前情報が少ないから手を出しづらいと思います。けど、どの作品もほんとにこだわりと情熱が詰まっていて面白いのがいっぱいですよ。

とりあえずプリプリ観て。

 

それでは。