最推しアーティスト【鬱P】について語りたい②
どうも、引き続き鬱Pについて語っていきます。今回はバンド&アイドル編。
バンド10曲、アイドル3曲を紹介するので長くなりますね。
※前回のボカロ編はこの記事の最後にとんでください。
- バンド【おはようございます】とは
- 【すごい】
- 【MIMIZU IN THE DANCEFLOOR】
- 【睡眠学概論】
- 【○○○○○】
- 【真面目にやる】
- 【#money_anthem】
- 【イ】
- 【無いと見せかけて無い】
- 【極普通】
- 【需要】
- アイドルグループ【Zsasz】とは
- 【ピーターピーター】
- 【食事】
- 【ときどきひかる】
- まとめ
バンド【おはようございます】とは
2015年に結成された鬱Pのバンド。略称は【おはござ】。作詞作曲はもちろん鬱P。
ボーカルは鯖、ギター&コーラスは梛、ベース&バンドマスター&MCは鬱Pが担当、2017年からドラムの山崎 浩二朗が正式メンバーに加入。現在この4人で活動をしています。
日本語詞とすごい音が特徴と謳っており、実際すごい。
ライブをメインに活動していますが、おはござが企画したものが面白くて、撮影しない人は退場される撮影強制ライブや、山崎さんが決まる前はサポートメンバーが複数人いて、それぞれのドラマーで構成された4種類のおはござによるミニフェスを開催したりと少し奇をてらったことをするのも特徴的ですね。
アー写にまったく関係ない一般人を入れたり、EPがそのまま図書券として使えたりする企画もありました。真面目に巫山戯る、それがおはようございますです。
【すごい】
おはござの最初の曲。1曲目からすごいってすごい。
おはござの音楽は基本ゴリゴリのラウドロック。この曲ももちろんラウドロックです。特に好きななのはイントロ。開始20秒で心を鷲掴みされました。この少しずつ盛り上がってきてからのカウントダウン、そして一気に解放されたような激しさ。僕のイントロ部門トップ3に入ります。
歌詞は色んなすごいを歌ったもの。とにかく生きてるだけですごい。そんな歌です。すごい。
実は梛さんのシャウトや鬱Pのパートがない、鯖さんオンリーの貴重な曲。すごい。
【MIMIZU IN THE DANCEFLOOR】
おはござの再生数が最も多い曲。ライブでも必ずやる代表曲です。
5分を超える長めの曲ですが、ライブの盛り上がり方が全部詰まっているすごい曲。曲の展開毎に違う楽しみ方が出来、鬱P本人の評価も高い至極の一曲。
歌詞は何の取柄もなくただ己を悲観してただひたすら無意味な日々を過ごす、そんな人をミミズに例えて歌ったもの。けっこうマイナスなこと言ってる気がしますが、曲がカッコよすぎてどうでもよくなりますね。
このシュールなMVの見所は、ギターソロの時の鬱P。このMV撮影時、ギターソロが音を外しまくっていたらしく、思わず笑ってしまうのを堪えています。
【睡眠学概論】
おはござという名前の象徴みたいな曲。おはようございますによる睡眠学概論。字面が良いですね。
わりとポップでキャッチ―な曲調。まさに朝の目覚ましにピッタリなスッキリ爽快ラウドロックソングです。
しかし歌詞はちゃんと寝ろって言っているので意味的には反対ですね。歌詞の通り、生涯の3割は睡眠ですからね、短時間睡眠とか徹夜とかはなるべく避けてしっかり寝ましょう。
ちなみに僕は夜型の人間で、少し前まで朝早くからの仕事に就いていたので寝不足で死ぬほど辛かったです。ちゃんと寝よう。。。
【○○○○○】
撮影強制ライブで撮影されたMVの曲。読み方は【えんまるえんまるえん】。
うっすらですがピアノが使われているちょっと珍しい曲。よくライブの〆で歌われていますね。1番後の間奏部分が宗教感があって好き。
歌詞は縁を円で表したもの。おはようございますの曲は曲名と歌詞がダイレクトに繋がってて分かりやすいですね。一番最後の歌詞が好き。
この撮影強制ライブ、別に誰を撮っても良いので、自然と誰が人気か分かってしまいます。人気具合はMVを見て確かめてください。
ちなみに僕が好きなのはもちろん鬱Pですが、推しは鯖さんです。
【真面目にやる】
個人的に一番好きな曲。初のガチ実写MV曲でもあります。
おはようございますの楽曲は実は鬱Pのボカロ曲から引用してるフレーズがけっこうあります。この曲もその内の一つで、「インパーフェクトアニマルズ」のフレーズが使われています。
この曲はとにかく歌詞に共感しまくり。日本の古臭い風習を風刺したもので、現代のほとんどの人には突き刺さるんじゃないでしょうか。
この今までで一番巫山戯まくっているMVの見所は、鬱Pが胸倉掴まれて罵倒されているところ。撮影してる時に打ち合わせにないことを要求されて本気で困惑してる鬱Pが撮れています。
【#money_anthem】
「真面目にやる」のMVの続編(内容は別物です)。個人的にも「真面目にやる」に次いで2番目に好きな曲です。
激しい中にもどこか悲しさも感じるちょっと不思議な曲調。実際に会社をクビになったところで、MVのようにここまで落ちぶれませんがね。落ち込んでないでさっさと働きましょう。
歌詞はズバリ「金が物を言う」。個人的にものすっごくぶっ刺さる歌詞で、耳にタコができるくらい聴きましたね。ほんと金が全てだよ。。。
ちなみにMVに出てくるMONEYダンス、家族皆でやったら金運がほんとに上がったので皆さんも是非やってみてください。
【イ】
おはござの3拍子曲。3拍子でこんなにカッコいいのは他に知らない。
もちろん全編3拍子で構成されており、鬱P曰く万人受けする曲として作ったそう(正直他の曲のほうが万人受けしそうな気がしますが。。。)。サビの前の思わずワルツを踊りたくなるとこが好きです。
歌詞はマイノリティのことを歌ったもの。曲名の「イ」は「異」だったり「違」だったり色んな意味が込められています。この曲の歌詞もめちゃくちゃ刺さって好き。
MVを観れば分かりますが、年々鬱Pは体重が増えていってます。100㎏を超えて流石にマズいと思い現在はダイエット中だそうですよ。そんな鬱Pの3分07秒のとこ好き好き大好き。
【無いと見せかけて無い】
クラウドファンディングの企画ライブで構成されたMVの曲。基本無料でライブを行い、クラウドファンディングで支援すればするほどライブが豪華になっていく課金式ライブです。
特徴的なのはやはりラストの曲調が変わるところ。面白い曲の〆方ですね。ちなみに僕はこのライブに行っていて、このMVに映っています。誰も気付けないくらいチラッとしか映ってないけど。
歌詞は人を袋に例えて頭が空っぽなことを歌ったもの。無いと見せかけて無い。無いと見せかけて無いんです。
このクラファンライブのリターンが凄く、(ごく一部だけですが)一緒にアー写を撮ったり、ライブ後に一緒に飯を食えたりします。もちろん僕も色々と支援して、アー写も一緒に撮ったりしました。結局使われることはありませんでしたが、一緒に写真を撮れただけでも幸せです。
【極普通】
初のシングル曲。円盤はなく、ストリーミング配信のみです。
なんと言っても鯖さんの巻き舌デスボが特徴。鯖さんの巻き舌デスボから作られた曲なので巻き舌デスボの為の曲と言っても過言ではない。
歌詞はあらゆるものは皆が一度は思うものであり、故にあらゆるものは普通。だから変にアブノーマルに目指すんじゃなくてごく普通を極めろって感じの歌詞です。「「ごく普通」だけを避けた自由が願望?なんて自由なんだろう」ってフレーズが好き。
この精神汚染されそうなMVは、コロナ禍によって新しく撮影出来なかったので既存の映像から作られています。すごい。
【需要】
おはござの最新曲。MVの映像ネタから曲を作る逆転の発想のプロジェクト「企画物ビデオ」の第1弾です。
映像が映像だから敢えて少しダサく作ったそうです。初めてカッコよく作って没になったらしくて笑いました。けっこうスルメ曲で、聴けば聴くほど味のある曲です。
歌詞は需要があるから生きているのとエスカレートする承認欲求を歌ったもの。「欲しがるから 応えるのさ 気付かぬくらいのエゴを込めて」というフレーズが全てを物語っていますね。供給する側のエゴから始まって需要が高まって需要に縛られる、エンターテイナーには特に刺さる歌詞なんじゃないでしょうか。
この曲のMVが苦手な人もいると思いますが、それはその人のニーズに沿ってないだけなので諦めて受け入れましょう。
アイドルグループ【Zsasz】とは
2019年に結成された鬱Pがサウンドプロデュースするアイドルグループ。読み方は【ざーず】。メンバーはNo.1から順に朔、ティム・ヴィンセント、愁月しの、ナガセリツ、ろむの5人組。一応No.は決まっていますが、ほとんど意味ないそうです。
作ったきっかけは鬱Pの一ツイート。
最近女性ボーカルでやりたい事があるが、ジャンルが違うから勝手が分からないし1からグループを作るノウハウも無いので
— 鬱P (@asshole_wii) 2019年3月5日
すでに活動しているグループ1組をまるごと買収して、楽曲や衣装を自分色にプロデュースするというアイドルM&Aをやりたい
このツイートにカメラマン 兼 アイドルグループの手伝いをしていたかやの ようへいさんが食いつき、実際に形にすることに。鬱Pはサウンドプロデュースや企画の制作を、かやのさんはその他の運営を務めています。
【ピーターピーター】
Zsaszのデビュー曲。そして1番再生数の多い曲。まあ現状動画化してるのは3曲だけなんですけど。。。
鬱P曰く置きにいった曲らしく、ノリノリだけど今までの鬱Pのノリとはまた一味違う、まさにアイドルらしい曲調。鬱Pらしさもガッツリ残しつつ、アイドルに寄せたテイストの曲も作れるのは流石ですね。イントロからもうめちゃんこ好き。
歌詞はアイドルの華の短さをネバーランドに例えたもの。ファンになってもならなくてもいつか自分たち以外も見えるようになるから、一生ついていくより今の一瞬を最高に楽しんで楽しませてくれ、というのをアイドルに歌わす皮肉さは健在しています。
キャピキャピ系の可愛い曲を歌うあざとい系アイドルではなく、どちらかというと、おらぁ!もっと来いやぁオタクどもぉ!!と客を煽る系のアイドルです。まあ曲の雰囲気的に伝わってると思いますが。
【食事】
Zsaszのボカロカバー曲。もちろん鬱Pのボカロ曲です。
Zsaszの曲は現在はまだボカロカバー曲が大半です。鬱P本人はバンドにボカロPに依頼と他にも作曲しなきゃいけないものが多いからね、仕方ないね。
食事は元々歌い手の「赤飯」とのコラボCDで作られた曲だったかな?ボカロ曲の時点でかなりアイドル曲っぽいノリが詰め込まれていた明るく楽しい曲調。これはZsasz発表時から絶対歌われると思ってました。
歌詞は情報社会の現代を食事に例えたもの。思想膿漏とか隠し味を隠恣意味って言ってるところが好き。
他の曲はストリーミング配信でピーターピーター、食事を含む全5曲入りのEPが配信されています。ボカロ曲で良ければ他の曲も動画化されているものもあります。説明はしませんが、気になる人は下の動画を視聴してみてください。
【ときどきひかる】
Zsasz初の実写MV曲。そして2020年9月17日に投稿された最新曲でもあります。
伴奏こそ鬱Pだけど、(個人的に)今までで一番アイドルに寄り添った曲調ですね。特徴的なのは間奏部分。今までの鬱Pであればブレイクダウンやギターソロ等を入れますが、この曲はダンスが映えやすいように作ってあります。アイドルの華やかさ、儚さに鬱P要素が足された感じです。カッコ可愛いって、いいよね。
歌詞は有名人になることで生まれる苦悩を歌ったもの。特にアイドルとかはイメージが命みたいなとこありますからね。Zsaszはそれをあえて常にスターなんて無理、時々光るくらいでいい。だから見逃さないで。と、リアルを見せてからアイドルらしさを魅せてきます。さすが鬱P。
こういうのもなんですが、結成当時より明らかに皆上手くなってるし、ルックスも可愛く綺麗になりましたね。曲のクオリティは鬱Pなので申し分ないし、これからの更なる活躍が楽しみです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
おはござに関しては、正直以前紹介したMiliやアリスシャッハと魔法の楽団より遥かに推しアーティストです。音楽性的にちょっと人を選びそうなのでオススメはし辛いですが、カッコいいのとか激しい音楽が好きな人なら絶対ハマると思います。ライブは他の観客がちょっと怖くてたまにしか行きませんが、、、一番好きなバンドです。
Zsaszはデビューライブに行ったきりなので正直じっくり語るのは難しいです。観客やライブ全体の雰囲気がちょっと僕には合わなくて、、、気が向いたらまた行こうとは思ってます。確か曲も「生きてるおばけは生きている」とか他の曲とかもどんどん歌っているはずなので、アイドル好きな人は是非チェックしてみてください。ちなみに僕は箱推しです。
長くなりましたが、以上で鬱P紹介は終わります。前半後半に分かれているので、どちらも目を通してもらえるととても嬉しいです。
それでは。
鬱Pのボカロ曲はこちら↓↓↓