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最推しアーティスト【鬱P】について語りたい①

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どうも、今回は僕が音楽にハマるきっかけになったアーティスト、ボカロPの鬱Pについて語ります。普段生活してて聴かない日の方が少ないほど心酔しています。

鬱Pは活動が多いため、2回に分けて紹介します。

今回はボカロ曲編。曲数が多いため、Youtubeに投稿されているものから厳選して紹介します。他にも気になる人はniconico動画の方をご確認ください。

※ボカロ曲が苦手な人はこの記事の最後のバンド&アイドル編にとんでください。

 

 

 

 

 

 

 

鬱Pとは

 

2008年から活動しているボカロPVOCALOIDでは表現するのは難しいとされているデスボ(シャウトやグロウル等)を前面に出した過激な調教や、低くチューニングされたギターによるゴリゴリのラウドロックが特徴です。激しいサウンドとは裏腹にキャッチ―で歌謡的なメロディが印象的ですね。

活動し始めたのは高校生の時でしたが、その時からゴリゴリのサウンドで人々を魅了してきました。鬱P本人も歌い、デスボも普通に上手いです。ベーシストとしても活動していますが、ギターもかなりのもので、最近は8弦ギターも使いこなすほど。2013年にはDJ活動を始め、音楽の幅を拡げています。

歌詞は社会風刺なものが多く、思わず「それな」と言いたくなることをテーマに沿ってストレートに伝えてきます。ボカロ曲主軸のラウドロック他ジャンルを組み合わせたものが多く、3拍子やシャッフルビート、中華風など様々なテイストの曲があるのが特徴ですね。

2015年からバンド「おはようございます」を結成、2019年にはアイドル「Zsasz」を立ち上げ。つまり現在、「ボカロP」、「DJ」、「バンド」、「アイドル」と、あらゆる活動をしています。どれも鬱Pらしさを残しつつ、違った音楽の魅せ方をしています。活動量がすごい。

 

 

【骸Attack!!】

 

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鬱Pの代表曲。鬱Pと言えばこれ!っていう人も多いんじゃないでしょうか。映像や音源は2009年のものなので、懐かしさがありますね。

攻撃100%なラウドロック。アルバムで何度もリメイクされたり、DJやバンドでも歌われたりと、長年愛されている代表作。新しめの音源が知りたい人は鬱Pのバンド「おはようございます」の動画にショート版であるのでそっちをチェックしてみてください。

歌詞は、復讐!鉄槌を!DIE!!って感じです。個人的にですが、鬱Pの楽曲の中でも歌詞<曲な珍しい曲。基本的には歌詞=曲くらいのバランスなんですが、この曲に関しては歌詞が負けている気がします。単に共感が少ないだけかもですが。

ライブでもアルバムでも鬱Pを知るのに必要な曲のイメージがあります。どれ聴くか迷ったらとりあえずこの曲を聴きましょう。

 

【害虫】

 

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これも鬱Pの代表曲。こちらもYou Tubeへの投稿は最近ですが、曲自体は2010年のもの。

この曲はラウドよりメタルっぽい曲調。(正直そこまで知識ないので細かい違いが分かりませんが)この曲も骸Attack!!同様、何度もリメイクされたりDJ、バンドで歌われる、骸Attack!!と同じくらい愛されている代表作。

歌詞は弱肉強食の世界を害虫で例えたもの。サビ以外は全てデスボイスで構成されていて、鬱Pの曲の中でもけっこう暗めの曲です。えげつないこと言ってますが、わりと真実だしちょっと悲しい気分にもなりますね。

常に頭を振り回したくなる曲。ちなみに当時学生だった僕はこの曲がちょっと怖くて避けていた時期がありました。今は好きでたまらないです。

 

【馬鹿はアノマリーに憧れる】

 

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個人的に一番好きな曲You Tubeは2016年に投稿されていますが、曲自体は2012年です。

重いバンドサウンドと強めのシンセサイザーとキャッチ―なメロディによって驚異的な中毒性を生んでいます。骸Attack!!や害虫ほどではありませんが、アルバムに度々収録されたり、DJ、バンドでも活躍する曲です。特にDJに関しては他のに比べてよく聴きますね。今更ですが、DJはバンド調からDJ用にアレンジされていますよ。

歌詞は中二病を患った人なら分かると思いますが、中学生くらいになると没個性になるのが嫌で個性を求めるようになり、他とは違った、言うなればイタいキャラになります。曲名のアノマリーとは、簡単に言えば「異常」です。そういう人たちを歌った曲ですね。かくいう自分もそういう黒歴史があったので人の事言えませんが。

当時中学生だった僕はこの曲に出会って激しい音楽に目覚めて没頭。歌詞も共感できることから鬱Pのファンになりました。中学時代にこんなの聴いちゃったらハマるに決まってる。

ちなみに鬱Pの存在自体は2010年に知っています。

 

 

【看板娘の悪巫山戯】

 

youtu.be

 

案件、コラボ、アレンジを除いた純粋なオリジナル曲で一番再生数の多い曲。個人的に最高傑作な気がします。

アイドルを歌ったものだからか、ラウドロックにアイドル曲の要素が足された感じの曲調。曲のクオリティもそうですが、それに引けを取らないほどPVが凄い。不気味でキモカッコいいハイセンスなPVと曲のマリアージュによって、ハマる人にはとことんハマる中毒性が生まれています。

歌詞は上にも書きましたが、アイドル(特に地下アイドルかな?)を皮肉ったもの。サビの「可愛いという奇形の子」という皮肉が斬新でドハマり。そして何よりも特徴的なのがBメロの歌詞が1番と2番で順番が入れ替わっているとこ。プロデューサーらしき人の質問に答える歌詞なんですが、その答えが入れ替わることで本音が現れるというすごい仕組み。最初気付いたときは鳥肌が立ちましたね。

この曲自体は2013年のもの。2019年にアイドルグループを立ち上げ、そのアイドルの定番曲になっています。アイドルを皮肉った曲を自身のアイドルが歌うとは。。。

 

【Ghost Under the Umbrella】

 

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 鬱Pの、、、曲。大好きな曲なんですが、どんな曲かと言われたら鬱Pの作品の一つって感じですね。。。あっ、初のカラオケ配信曲だったかな?もう覚えていないけど。

ゴリゴリのラウドロック。イントロのギターのタッピング、Aメロのベースのスラップ、Bメロのラップ(?)がクセになりますね。

歌詞はけっこう重めで、社会的弱者、もしくは自殺者を歌ったもの。いじめや過酷な労働環境に耐えきれず自殺してしまったり、生きる気力はないけど、死ぬ勇気もないから死んだように生き続ける人ってけっこういると思います。そんな人を量産する社会を風刺したものです。Bメロのラップのとこの歌詞が好き。

この曲もPVが面白く、女性がひたすら吐くんですが、その吐瀉物が絵の具で表現されているんですよ。えげつないと同時に美しさも感じます。重めの内容ですが、普通に楽しんでいいと思います。

 

絶対音楽で踊れ】

 

youtu.be

 

VOCALOID「V flower」のデビューアルバム収録曲

 鬱PのEDM×ラウドロックの代表曲ですね。四つ打ちのリズムで常に縦ノリしたくなる曲調。DJで大いに盛り上げるまさに鬱PのEDM曲。

歌詞は何でもかんでも考察して解釈しようとする人を皮肉ったもの。曲に意味なんてないと言わんばかりに、サビはまさかの「ラララ」だけ。無意味という意味を込めているからサビがラララだけで成立している凄い曲。

メロディが特にリズミカルで、思わず口ずさみたくなります。サビもラララだけなので、何も考えずに馬鹿みたいにずっと跳ねていたい。

皆も無駄に何でもかんでも解釈しようとするのはやめましょう。

 

【生きてるオバケは生きている】

 

youtu.be

 

個人的に2番目に好きな曲。確か初の音ゲー「チュウニズム」収録曲だったはず。

ポップとラウドロックを組み合わせたような明るく楽しく重く激しい曲調。鬱P楽曲の中でも特にキャッチ―で、わりと万人受けするんじゃないでしょうか。

歌詞はコミュ障、もしくはコミュニケーション手段がない人を歌ったもの。気が付いたらあらゆる連絡手段がブロックされていて、その人の現状や生死が分からない人っているじゃないですか。そういう人たちのことだと思ってます。

この曲の歌詞は鬱P楽曲の中で1番好きかもしれません。特にラスサビとか丸々好き。

コミュニケーションの不全は絶命と同じ。ほんとこれですわ。

 

【ハイパーリアリティショウ】

 

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初の8弦ギター楽曲。2019年に公開されてYou Tubeで2番目に再生数の多い曲です。ちなみにニコニコ動画You Tube共に一番再生数が多い曲「天使だと思っていたのに」。ゲームキャラのテーマソングらしいのでそういう理由でやたらと伸びてます。(個人的には好きだけどトップクラスには入りません)

鬱Pにしては少しゆっくりめなテンポのラウドロック。8弦ギターを用いてることもあり、今までよりも音が重くなってますが、意外とクリーンな音で耳に馴染みますね。サビのコーラスは鬱P本人で、50層にもなるのだとか。

マジカルミライというボカロライブを初めて観た鬱Pが現実に初音ミクがいるように思ったことから作られた曲。なので歌詞は嘘と分かっていてもそれを楽しむ、というもの。歌詞にこの曲を歌ってんのは初音ミクに決まってんだろみたいな歌詞があり、まさにボカロならではの楽曲という感じですね。

You Tubeのコメント欄を見れば分かりますが、鬱Pは海外人気がけっこうすごいですね。海外で行われたマジカルミライでも鬱Pの曲は大いに盛り上がってましたよ。

 

【般若心経ハードコア】

 

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オリジナル曲より再生数が伸びているアレンジ曲。元々は別のボカロPが般若心経を曲にしたものを、鬱Pがハードコアにアレンジしたものです。

You Tubeには投稿されてなく、代わりにバンドエディションをドラム担当の酪農家面さんがあげていたので、バンド版を紹介します。この動画のキリンの被り物をしているベーシストが鬱P本人です。

曲調はもうストレートにハードコア。歌詞は般若心経そのまま。ファンの間では自分の葬式ではこれを流してくれとのたまう人も。僕もその内の一人です。

この動画の鬱Pのベースの弾き方がヤバすぎて、ベースに興味を持ってベースを買いました。今はもうほとんど弾いてないのでまったく出来ませんがね。

とりあえず鬱Pのヤバすぎるベース弾きを見てくれ。

 

【デスロウ】

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2020年9月10日に投稿された最新曲

鬱Pのクラブミュージック×8弦ギターのラウドロック。低く重い伴奏とサビの四つ打ちのリズムがクセになります。全体的に不安を煽る曲調ですが、サビは打って変わってアップテンポの縦ノリしたくなる解放感になるのがたまりません。

歌詞の内容は、歌詞に「Law guy」とあり、そのまま老害=自分の古い考えしか受け入れられない人を皮肉ったものです。何も老人だけではなく、若者でも何者でも頭が固い人のことを唄っています。地球外生命体の視点からそういう人間を批判していますね。

年々歌詞がストレートになってきている気がしますね。変に解読が必要なものより圧倒的に好きなので嬉しい限りです。たまに自分に当てはまるものがあったときにクるものがありますが。。。

 こういうのもなんですが、新曲になればなるほど好きなフレーズが増えていってます。

昔のでも好きなフレーズはもちろんありますけどね。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。正直ほとんどの曲について語りたいですが、あまりにも長くなりすぎるので超厳選して10曲に絞りました。もちろんここで紹介した曲以外もめちゃくちゃ良い曲が沢山あるので、気になった人は是非ニコニコ動画で検索してみてください。You Tubeは投稿されている曲が少ないので。

次回はバンド&アイドル編。また違ったテイストの鬱Pが味わえます。

 

それでは。

 

 

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