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ただ語りたいだけ。

BloodborneのBGMについて語りたい②

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どうも、ブラボのBGMを語る第2弾。今回は終盤のボスのBGMについて。

早速いってみましょう。なお、もちろんネタバレありです。

 

 

 

 

 

 

 

1.The One Reborn

 

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 再誕者の専用BGMです。また今までとはちょっと変わったテイスト。

新たな生命の誕生を表すかのようにストリングスの鼓動音から始まるイントロ。そして生命が少しずつ動き出して、本能のまま暴れだす怪獣。盛り上がりはそんなイメージが合いそうです。そこにブラボお馴染みのコーラスが入ることによって再誕者の誕生を祝福しているような、讃えているような雰囲気がプラスされます。人工的に作られた「獣」の讃美歌。それがこの曲です。

相も変わらずえげつない見た目ですが、再誕者と対峙するまでにもっとヤバい奴らと出会うことになるのでそこまで驚きはなかったですね。というか終盤はもはやコズミックホラーになっているので、なんかもう逆に怖くなくなってます。もしくは啓蒙が高まってる故かもしれませんね。。。

色んな説が飛び交っていますが、僕が考えてるのは再誕者はヤーナム民を大量に攫って結合させたもの。再誕者がいる隠し街ヤハグルは人攫いが多くいますし、最初は主人公も連れてこられますからね。なんでそんなことをしたかというと、人工的に上位者を作りたかったから。誰が?それが次に紹介するBGMのボスです。

 

 

2.Micolash,Host of the Nightmare

 

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悪夢の主、ミコラーシュの専用BGMです。ブラボの癒し系キャラと言われてます。

「悪魔は巡り、そして終わらないものだろう!」それを戦いでも表してます。ミコラーシュ自体はそこまで強いわけではありませんが、仕組みが分からないといつまでも逃げ続けて終わらない戦いになります。そんな終わらない悪夢の中を彷徨っているような曲。

ブラボ内では珍しいピアノが軸となって構成されています。それがまたメンシス学派の異質さを表現しているのかもしれません。

こいつが「メンシス学派」 の親玉みたいなもんですね。「メンシス学派」がどういったもので、なんで再誕者を作ったかは語りません。そういうのを語りだすとめちゃくちゃ長くなりますし、そこまで深くは理解できてないのであしからず。

特徴的なのはやはり頭の檻。これは「メンシスの檻」と言って、この檻は意志を律し、また俗世に対する客観を得る装置でもあり、同時に夢の上位者と交信するための触覚でもあるそうです。もう何言ってるか分かんないね!

あとミコラーシュはセリフが有名。多分ミコラーシュのセリフ全部ファンなら言えるんじゃないでしょうか。ブラボは作中のセリフを英語版と日本語版の両方でプレイできます。どちらも良いですが、ミコラーシュに関しては圧倒的に英語がオススメ。声質とねっとりとした口調が絶妙に合ってます。あと「アッハハハ!おお、マジェスティック!」の物真似は絶対一回はやる。

 

3.Mergo's Wet Nurse

 

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 メルゴーの乳母の専用BGMです。

乳母とあるように、まるで赤子を宥める子守唄を歌っているかのように終始オルゴールのみで構成された曲(正確にはSE的なちょっとした音は入ってる)。

 そんな曲がどこか儚げで悲しげで暗いのはまさにブラボならでは。しかし、戦闘BGMをオルゴールだけにするとは中々大胆ですね。メルゴーの乳母は一切話さないので、ひたすら互いを斬りあう音とオルゴールの音だけが響く空間。なかなかにぞわっとくるものがあります。

メルゴーの乳母の正体はおそらく人工上位者。作ったのはおなじみメンシス学派。素体は多分再誕者。見た目はかけ離れていますが、設定的にそうじゃないかと考えてます。

個人的ブラボ内デザイン賞3位。1位は教区長エミーリアで、2位は次回紹介する時計塔のマリア。マリア様はめちゃくちゃ好き好き大好きですが、ブラボならではで言ったら獣のエミーリアかな、と。

 

 

4.Gehrman,The First Hunter

 

 

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最初の狩人、ゲールマンの専用BGMです。本作のラスボス。

これまでのBGMたちと違って怖さを感じるとこがありません。ひたすら綺麗で悲しい。

この曲は悲しい結末を迎えた物語のエンドロールで流れそうな感じ。全てを洗い流す浄化のような、死者へ送る手向けのような、過去を後悔・懺悔するような、美しさと儚さが特徴的。

 このBGMには歌詞があり、ゲールマンから主人公への警告、優しさを唄っているようです。夢に囚われた狩人が自分と同じ道を行かないよう、せめてもの餞に私の狩りを見せて葬ってあげよう。そんな歌詞らしいです(あくまで考察)。

拠点に最初からいて道を指し示す人物が、ラスボスとして出てくるとは面白いですね。ゲールマンも設定が複雑で色々な話が出ているので僕如きでは語れません(泣)

ソウルシリーズ+ブラボ・隻狼は、ありとあらゆる設定を事細かに作り込んであるのに、最後まであえて全てを語らずにプレイヤーに考察する余地を与えてます。それがきっと大人気になった理由の一つでしょう。

 

5.Moon Presence

 

 

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月の魔物の専用BGMです。本作の真のラスボス。

イントロとアウトロは女性の綺麗な歌声で、ゲールマンの続きのように感じます。しかし本質はそこではなく、それ以外のところ。

イントロが終わったと思ったら急に襲い掛かる強い鼓動のリズム。生命が生きていく上で絶対に遭遇してはいけない相手、どう足掻いても敵わない存在と対峙してしまったかのような絶対的な恐怖と絶望感。途中でコーラスも入ってくると心臓を直接鷲掴みにされているような感覚に支配されます。

ラスボスで盛り上がるのではなくどこまでも絶望させる。まさにブラッドボーンというゲームの真のラスボスを飾るのに相応しい曲です。

月の魔物は上位者で、狩人の夢を作り上げた存在。月の魔物に魅入られるとゲールマンと同じような結末に。

このBGMを聴く場合はこの月の魔物と戦う道を選んだ時だけ。読めない動きに、強制的に体力を1にしてくる攻撃など、上位者として未知でおぞましい力を前に屈する人もいます。トロフィー獲得率はおよそ10%前後。ここまできたのは1割だけと、改めてブラボのヤバさが伝わってきます。

ちなみに月の魔物を倒して見れるエンドは、「幼年期の始まり」。気になる人は自分の目で確かめてみましょう。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。考察も書こうとしましたが、それだとBGM紹介どころではなくなってしまうので諦めました。ま、僕よりはるかに深く考察してる人ばかりですから、一通り遊んで(ほんとに無理ならゲーム実況とか見て)からそういう人たちの考察を見るとけっこう分かりますし、更にブラボの世界にのめり込めるのでオススメです。

ちなみに僕は一応DLCも含めてトロフィーコンプリートしてます。愛用武器は獣狩りの曲刀とアメンの小腕です。あとたまに慈悲の刃と落葉。

次回でブラボBGMは最後です。次が特に語りたいのでどうぞよろしく。

 

それでは。

 

他のBloodborneのBGMを語りたいはこちら↓↓↓

 

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BloodborneのBGMについて語りたい①

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どうも、Bloodborne(ブラッドボーン)のBGMについて語ります。今回は中盤までのボスのBGMについて。

個人的にゲームBGMで一番好き。ただブラボの世界を説明するように、BGMもどう説明すればいいか分からないので過去一で言ってることが頓珍漢だと思います。だから先に謝っておきます。ごめんね☆ミ

※がっつりネタバレします。ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

1.Cleric Beast/Vicar Amelia

 

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聖職者の獣と教区長エミーリアのBGMです。ブラボの代表的な曲ですね。

 特徴的なのはやはりコーラスとストリングス。絶望感、死闘感、高揚感を見事に演出。その上でブラボのどこまでも残酷でどこか魅入られる世界観を見事に表現しています。

ブラボのBGMで特徴的なのはコーラスに歌詞があること。正式な歌詞は公開されていないのか、人によって翻訳がマチマチです。ですが、どうやら女性メインの時は耐え難い獣の衝動と懺悔を、男性メインの時は狩人としての矜持を歌っているっぽいです。まさにブラボの世界観を語っていますね。この曲なくしてブラボは語れない。

このボスたちは悲鳴のような、慟哭のような鳴き声が更にBGMを引き立ててくれます。正直戦っている最中はBGMを聴く余裕なんてまったくないですが、自然とこのBGMを聴くと獣たちの叫び声が再生されるようになってるはず。

聖職者こそ最も恐ろしい獣になる、まさにそれを体現しているボスたちです。ガスコイン神父も最終的に獣化しますが、せいぜい人より少し大きくなる程度。この2匹たちは比べ物にならないくらい巨大な獣となります。 

 聖職者の獣はブラボの最初のボス。しかし、最初とは思えないほど強いです。ストーリー進行上は戦う必要がないので、スルーした人もいるんじゃないでしょうか。道中が厳しいのもありますが、聖職者の獣のトロフィー獲得率は60%以下。ヤバすぎて笑う。

教区長エミーリアはめちゃくちゃ人気のボス。元が女性ということもあり、獣化も他とは若干違います。獣化したエミーリアが可愛すぎるとケモナーの間で話題沸騰。ちなみに僕もその一人でエミーリア大好き。戦闘は銃パリィ出来ないから好きじゃない。

 

2.Father Gascoigne

 

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 ガスコイン神父の専用BGMです。ストーリー上の最初のボス。この曲はブラボのPVに良く使われていた代表的な曲です。

このBGMは2つに分かれています。1つは狩人のガスコイン、もう1つは獣化したガスコイン時に流れます。

 狩人のガスコインは同じフレーズを基本的に繰り返す系ですが、少しずつ音の厚みが増えていき、気付いたらめちゃくちゃ盛り上がってます。イメージ的には最初は静かな波の音だけだったのが、だんだんと気候が荒れてきて最終的に荒れ狂う大海原になっているような感じです。ガスコインは狩人時、2段階に分けて戦い方が変わるので、そういうものを表しているのかもしれません。

ガスコインは体力が少なくなると獣化します。それに伴ってBGMも変化。ハイスピードバトルを表す疾走感、獣化による凶暴さを語る緊張感、残りわずかの命を燃やし尽くすかのような死闘感を感じます。狩人時に比べて余裕がなくなったとも取れますね。

ガスコイン神父はブラボ初心者にとってのでっかい壁。ただでさえ精神的にしんどい世界観に、序盤のボスとは思えない強さ、回復薬も無限ではないのでなくなったらマラソンをしなければいけないなど、初心者の心を全力で折りにきています。事実、ガスコイン神父撃破のトロフィー獲得率はまさかの50%を下回る結果に(現在はもう少し高いです)。ブラボは啓蒙を高めた人でないと発狂するというのが良く分かりますね。

もう一つ、ガスコインと言えば有名な「ヤーナムの少女」のイベント。ヤーナムの少女はガスコイン神父の娘で、父は獣狩りで忙しいから代わりに母を探してきてほしいと頼まれます。このイベント、どう足掻いても必ず悲惨な結末になることから心が蝕まれる人が続出。ハッピーエンドしか味わっていない人には精神的ダメージが大きいのでブラボをプレイするときは覚悟しましょう。

 

3.The Witch of Hemwick

 

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 ヘムウィックの魔女の専用BGMです。ストーリーには関係ありませんが、めちゃくちゃ大切なアイテムが貰えるので1周目は必ず戦いましょう。

 これまでのボスとはまた一風変わったボス。「瞳」を求めて目玉を収集する「アイコレクター」、その上位互換です。

戦闘も不気味で、狂気者という敵を召喚して本体は透明化とワープで身を隠すという厄介なボス。狂気者は倒しても無限に召喚されるので無意味。そんなヘムウィックの魔女の不気味さを如実に表している曲です。

最初は静かで、不気味で、おどろおどろしい雰囲気。徐々に徐々に蝕まれるように盛り上がっていきます。そのくせストリングスもコーラスもとても綺麗。いや、綺麗だからこそ不気味なのかもしれませんね。

画像じゃちょっと分かりづらいかもしれませんが、体には無数の目玉を付けています。そして主人公にも魔法で動けなくして目玉を抉り取ってきます。何故目玉を欲してるのか。それは簡単に言うと「瞳」が欲しいから。その「瞳」が何なのかを語ると終わらなくなっちゃうのでいつか違う機会にでも。ちなみに単に目玉を取っても「瞳」を得られるわけではないので、魔女の行為は意味のないただのバカです。タネが分かると弱いボスなので、後ろから内臓攻撃(致命の一撃)をぶちかましましょう。

 

4.Blood Starved Beast

 

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 血に乾いた獣の専用BGMです。このボスもストーリーには関係のないボスですが、このボスを倒さないと手に入らないアイテムやステージがあるので、出来る限り倒したいです。

 イントロの破壊力が何よりもすごい。全ての楽器が血に乾いた獣と共に叫んでいるよう。やべーやつ感、緊迫感が一瞬で伝わります。イントロがこの曲の全て。

もちろんイントロ以外も良いです。盛り上がりと静かを交互に繰り返し、ブラボのテーマである死闘感もしっかり表現しています。

背中から全身の皮がベロリと剥がれていて、常に血を撒き散らし、故に血に乾いた獣。ヘムウィックの魔女に引き続きえげつない見た目です。まあ、まともな見た目のほうが少ないんですが。。。

素早く読み辛い動きに、撒き散らす血に毒性があることから少々面倒な敵。ブラボの毒はかなり厄介なので毒対策は必須です。

後ろからの内臓攻撃を入れやすいので積極的に狙うといいでしょう。また、そういう一面もあってか、とあるエリアでモブとして出てきます。所詮は序盤のボスなので聖職者の獣、ガスコイン神父を倒せた人なら大丈夫だと思います。

、、、今更だけど内臓攻撃ってエグすぎない?(困惑)

 

5.Amygdala

 

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 上位者アメンドーズとの専用戦闘BGMです。英語だと「アメイダーラ」って言ってる、、、と思います。

 金管楽器と打楽器が火を噴く曲。前半はストリングスによる美しい音色で構成されていますが、後半になるにつれ、金管と打楽器どんどん強くなっていきます。コーラスも相まって、人の叡智を超えた存在であり、崇め奉られるように認識させられるような曲。

どことなくハリウッドアクション映画に流れてそうなイメージを勝手に持っています。多分原因は一番最後の〆のとこだと思いますが。。。

上位者とは、簡単に言えば神様、もしくは神に近しい存在のことです。様々な上位者がおり、アメンドーズはその中でもよく見かけるようになります。

アメンドーズは完全に立ち寄り系ボス。トロコンを目指すか、聖杯ダンジョンをやりたい人以外はやる必要がありません。アメンドーズがいるエリアはブラボ屈指のしんどいエリアなので、諦めた人もいるんじゃないでしょうか。

そしてほんと気持ち悪い見た目。頭は肉塊を網目状の石で覆ってる感じ。ビームを撃ってきますが、その時に肉塊から網目状の石からはち切れんばかりの無数の眼を出してきます。あれが本当に気持ち悪い。

ちなみに他の上位者も軒並み気持ち悪いです。クトゥルフ神話をモチーフにしてるらしいので、クトゥルフ神話に耐性がある人ならばブラボをプレイ出来ると思います、はい。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。ブラボの世界観は凄すぎて僕じゃ言葉で表現しきれません。あのゲームほど自分でやらなきゃ伝わらないのはあまりないと思います。なので、自分いけるな、と思う人は是非プレイしてみてくれるととても嬉しいです。 

ちなみにダンジョンボスやローゲリウス、ヤーナムの影などのBGMは語りません。好きだけど、語りたいほどではないので。。。

ブラボはゲームBGMで一番好きですが、同時に口にしたくなるセリフ数ナンバーワンでもあります。あの独特な言い回しに特徴的なキャラ。凄すぎる世界観もあって最高に好き。

 

それでは。

 

その他のBloodborneのBGMを語りたいはこちら↓↓↓

 

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SEKIRO-隻狼-の登場人物を語りたい②

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どうも、引き続き隻狼の登場人物を語ります。今回は狼の手助けとなるキャラをメインに語ります。

今更ですが、ゲームの正式名はSEKIRO-隻狼- SHADOWS DIE TWICEです。ほんと今更ですが。

 

 

 

 

 

 

【変若の御子】

 

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仙峯寺の僧たちによって人為的に作られた偽りの竜胤の御子。正直重要人物の一人ですが、紹介する人数のバランスが悪くなるので変若の御子はこっちで紹介します。読み方は「おちのみこ」。

他にも変若の御子はいたが、生き残ったのは彼女ただ一人。彼女はその事を憂い、不死に魅入られた僧たちを憎んでいます。また、竜胤そのものに心を痛めています。

不死を斬ることが出来る「不死斬り」 。その管理人でもあります。不死断ちの方法に必要な物ということで狼が手に入れようとして、出会うことになります。

彼女は特殊な能力を持っており、その一つが掌からお米を作り出すこと。とあるエンド以外は特に絡みが少ないので、お米を貰うだけの存在になります。なので通称「お米ちゃん」。

変若の御子はとにかく優しい。そしてどことなくあどけなさも感じます。竜胤の御子である九郎に思うことを案じており、狼に手助けをしてくれます(基本お米)。また、柿が好物で柿を渡すと美味しそうに食べてくれます。可愛い。とあるエンドの重要キャラ。

 

【死なず半兵衛】

 

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 拠点に最初からいるNPC。「蟲憑き」という不死で、その特性を活かして狼の修練相手になってくれます。

 主を亡くし、死を願っているが長い間死ねず、狼の技に惚れ込んでいつか殺してくれることを期待しています。

まさかの隻狼外伝漫画の主人公で、主が一心が国盗り戦で討ち果たした田村主膳であることが判明したり、面を外した素顔を披露したりと隻狼の世界を更に彩ってくれます。

狼を呼ぶ時が独特で、「其処許(そこもと)」と言います。だからかプレイヤーは半兵衛、もしくは其処許と呼んでますね。

修練をこなすと会話も増えます。意外とやらない人が多いので、一回は全ての修練をしときましょう。

先程変若の御子の時に言いましたが、狼は不死斬りを求めている、そして不死の半兵衛は死ねることを願っている、、、どうするか、どうなるかはあなた次第です。

 

 

【物売りの穴山】

 

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商人。狼に情報やアイテムを売ってくれます。

 過去に面識があり、狼のことを知っています。狼は過去の記憶を忘れているので初対面のときは誰か知りません。

商売を繁盛させる為に情報や人手を求めており、狼がそれを提供することで買えるアイテムが増えます。そしてその商売が中々悪どい(買えるアイテムは普通です)。時代背景もありますし、決して悪人ってわけではありませんが、、、悪知恵が働くって感じですかね。

ちなみに人手を求めていると言いましたが、これは他のNPCの選択肢によっては手に入らなくなり、穴山のイベントが止まってしまうので、穴山のイベントを見たい人は注意しましょう。ラストイベントが特に良いので。

剽悍な性格で、とにかく商人魂がすごい。現代でもいる、儲けやすいけど法に触れるか触れないかギリギリだから皆やらない仕事を平気でやる人。そんな感じのが穴山です。良くも悪くも人間臭さが出てて意外と人気。ていうか隻狼のキャラは基本人気が出ます。嫌われるのはごく一部だけです。

 

【黒笠のムジナ】

 

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小さい体と大きな笠が特徴的な「らっぱ衆」という忍び、その長だった人。とある出来事から抜け忍となり、追われる立場に。

銭を必要としていて、狼に貴重なアイテムを売ってくれます。しかし、ムジナしか売ってくれないアイテムは高く、また、ある程度銭が貯まる(アイテムを買う)と最初の場所から移動して二度と買えなくなるので注意。一応救済措置はありますが、更に高い額で買うことになるのでなるべく安く済ませたい人は気を付けましょう。

とある出来事について詳しくは語りませんが、その出来事によって全てが面倒くさくなり、任務も空しさを覚えるようになったから、らっぱ衆から逃亡することに。ちなみにらっぱ衆とは、仙峯寺の忍びです。

渋い声に渋いセリフ、そしてめちゃくちゃ優しい。実際に動くとこは見ないので分かりませんが、長というだけあってかなりの手練れらしいです。

隻狼は見た目がちょっとアレな人が多いですが、それが気にならないほど人間性が惹かれる人ばかりです。大体は悲しい結末(個人的にそう思う)を辿りますが、リアルで涙出そうになるくらい感情移入しちゃいますね。そこが隻狼の良い所です。

 

【鬼庭刑部雅孝】

 

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葦名城へ続く大手門を守る最初の大ボス。読み方は「おにわぎょうぶまさたか」。相棒の馬、「鬼鹿毛」(おにかげ)に乗りながら長槍を振り回すボスです。

最初の大ボスということもあり、弱点も多くそこまで強くはありません。しかし、読み辛い攻撃や遠距離攻撃(槍ぶん投げ等)で最初はかなり苦戦するでしょう。

彼が持ってる槍は一心が討った田村主膳が使っていたものであり、一心から下賜される形で彼の手に渡りました。「鬼刑部」とも呼ばれ、兵たちからの信頼も厚いです。

このボスを紹介したのはとあるセリフがめちゃくちゃ人気だから。それは最初の挨拶、「我、鬼庭刑部雅孝なり!」というセリフ。日本語だと普通ですが、英語版だと、

「マイネェェェェェム!!イズ!ギョブマサタカァオニワァァァァァァア!!!」と言います。

これが国内外問わず大ウケ。文字だけだと伝わりづらいので、YouTubeとかで鬼庭刑部雅孝で検索すればすぐ出てくるので是非一回聞いてみてください。最初聞いたときは僕も腹抱えて笑いました。

あと、刑部に回生(復活)できない状態で敗けると「大手門は開かぬ門・・・」と言います。それを女の子とかが言う、「~~だもん!」に聞こえて、めちゃくちゃ可愛いと一部のファンの間で謎の人気があります。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。隻狼のキャラ紹介は今回で終わり。

ここで紹介した人以外にも「壷の貴人」とか「小太郎」とか「道順」とか、NPCはもっといます。なんならもっとクセの強い人ばかりです。ですが、どういう人たちかは自分の目で確かめてみましょう。ゲームは自分がやってこそですからね。変若とか仙峯寺とか専門用語が多くて、やっていない人からすると何言ってるか分からない部分もあると思いますので。

既プレイヤーは誰が好きかな?好きなキャラを紹介していなかったらすいません。良ければ自分の推しを教えてください。そして語りましょう。

 

それでは。

 

 

前回はこちら↓↓↓

 

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SEKIRO-隻狼-の登場人物を語りたい①

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どうも、今回はSEKIRO-隻狼-の登場人物の魅力について語ります。

多くのキャラクターがいますが、今回はその中でも物語のカギを握る重要キャラクターにフォーカスを当てます。

なるべく未プレイの人でも楽しめるようにしますが、多少のネタバレは含まれますので、ご了承ください。

 

 

 

 

 

【狼】

 

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 隻狼の主人公。九郎に仕える忍びです。

元々は身寄りのない孤児で、戦場で物盗りをしていたところを梟に拾われて忍びとなります。梟に叩き込まれた鉄の掟によって行動し、九郎に忠誠を誓い仕えていたのも、最初はあくまで掟の一つ「主は絶対。命を賭して守り、奪われたら必ず取り戻せ」に従ってのこと。しかし、物語が進むにつれ、狼の心情に変化が訪れます。そして終盤のとある選択によって狼と九郎の運命が変わります。

ストーリーが始まる三年前、狼は一度何者かに殺され、九郎を奪われてしまう。その時に九郎から竜胤の呪いを受けることによって不死となります。

片腕がないのは奪われてから三年後(つまり現在)、九郎を連れ戻そうとしたところを葦名弦一郎に敗れて腕を斬られたから。その後、仏師から忍義手という絡繰りの付いた義手を手に入れます。

「隻狼」と呼ぶのは実はとある人物だけです。名付け親もその人。

性格は忍びらしく感情表現はほとんどなく、敵に対して情けを抱かない冷酷な部分もあるが、親しい人の死を悼んだり、大量の銭袋を見て僅かながら微笑んだりと人間らしいところもあります。

素直なところもあり、意外と皆にからかわれたりします。不愛想だけどどこか憎めない、それが狼です。(他キャラクターとの絡みは各キャラの説明時に語ります)

狼は自分のことは語りませんが他の人のことはけっこう訊いたり、お米を生米のまま食べたりとお茶目な一面もあって狼っていうより犬って感じ。また、情が深く人を想う優しさも併せ持つので、忍びとしては失格、だけど人としては正しいのも人気の一つでしょう。

 

【九郎】

 

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狼の主。竜胤を身に宿す一族の末裔で、「竜胤の御子」とも呼ばれます。

人の在り方を歪めてしまう竜胤を忌避しており、それを終わらせるための不死断ちの方法を探しています。

竜胤によって死なない上、血を流すこともありません。ストーリーはこの力をめぐって争いが起こってる感じです。

天涯孤独の身で、唯一自分に仕える狼に強い信頼を抱いていて、狼が必ず助けてくれると信じ続けています。

まだ子供ですが、大人が顔負けするほど肝が据わっており、自分の芯をしっかりと持った聡明な人物。しかし、お菓子作りが好きで御子という立場でありながら炊事場に忍び込むなど、可愛らしくこどもっぽい一面も。

中性的な見た目から情報が初解禁された当初は声がなく、どっちなのかよく議論されてましたね。声を聴けば分かりますが男の子です。

隻狼にはエンディングが四つあり、そのいずれも九郎は大きく関わってきます。というか狼と九郎がどうなるかです。「竜の帰郷」以外は個人的にはバッドエンド。しかし正史はそのバッドエンドの内の一つだと思っています。

九郎のエピソードでオススメなのはやっぱり「竜の帰郷」ルートの途中のイベントですね。詳しくは書きませんが、隻狼の話とは思えないほど狼と九郎のほっこりエピソードがあります。狼の「美味い...!」と九郎の「そうであろう、そうであろう!」で悶え死ぬ。

 

【薬師エマ】

 

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一心に仕える女薬師。ソウルシリーズでいう「火守女」のようなポジションです。

 回復薬をくれたり、「竜咳」という狼に関わった人物が罹る病の治療法を発案してくれます。進む道を教えてくれる時もあったり。

もちろんストーリーに大きく関わってきて、事あるごとに話が変わるのでボスを倒したりストーリーが進んだと思ったら積極的に話しかけましょう。とあるエンドではメインで話が進みます。

また、時折手に入るアイテムの酒をあげられるNPCの一人です。お酒の種類は四種類で、それぞれ違う会話が聞けます。特にストーリーには関係ありませんが、エマの過去のお話が聞けます。隻狼の世界を深く知るには必ず全種類あげてみましょう。あと反応が可愛い。

振舞いは物静かで大和撫子を感じますが、薬師ということもあってか、未知の病への興味関心が隠しきれなかったりと意外と好奇心は高め。また、とても優しい性格で常に皆のことを案じています。もちろん狼のことも。

狼とのやり取りはザ・大人って感じ。どんな話をしてもヒートアップすることはなく、お互い常に冷静に淡々と会話を続けます。お酒の会話では狼を少しからかったり、とあるエンドでは狼の身を案じて嘘をついたりと、これは隻狼のキャラクター大体に言えることですが、人間らしさがしっかりと感じられるのが良いですね。エマは隻狼の中で数少ない女性キャラなので人気もかなり高いです。

 

【仏師】

 

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荒れ寺(拠点)でひたすら鬼仏を彫る老人。名はエマが古い名と言っていたのでおそらく猩々(しょうじょう)。

しかし面白いのが人によって呼び方が違うこと。狼は「仏師殿」と呼び、今回は紹介しませんが死なずの半兵衛は「隻猩」、エマは基本「仏師殿」で、仏師と二人きりで会話するときに「猩々」と呼びます。

 仏師の正体は忍びです。忍びの名は「飛び猿」。「落ち谷」という猿が住む場所で修行をしていて、また、見た目がそれらしいからでしょう。

過去に人を斬り続け、ただ斬る悦に心を囚われ続ける「修羅」に落ちかけたのをとある人物に救ってもらいます。その時に左腕をなくします。忍び、隻腕、、、もう分かりますね。狼が貰った忍義手は元は仏師のです。忍義手に詳しいため、忍びの技だったり忍義手の扱い方を教えてくれたり強化をしてくれる役割を果たします。

仏師もお酒を渡せる人物であり、色々な話を聞けます。また、仏師のところにエマがいる場合は荒れ寺の裏側から盗み聞きが出来ます。機会は少ないので気付いたらしてみてください。

仏師はとにかく渋い。そして前作があれば主人公だったであろう過去のお話が盛り沢山です。ぶっきらぼうな態度ですが、会話の所々に哀しさや優しさがあり、イラストからは想像できないほど人気です。特にストーリーの最後の仏師を見たらもう、、、ね。

 

【葦名一心】

 

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 たった一代で葦名の国を興した通称「剣聖」。

葦名で最も強い剣士で葦名の国内外問わず恐れられ、年老いた今もなお、内府は一心を恐れて中々攻め入れないほど。現在病に伏せてはいるが、内府が送った刺客の忍びを倒す程度には動けています。

 国盗り戦の葦名衆と呼ばれていますが、実際には元々暮らしていた土地を盗り返しただけ。葦名には「源」から流れ出ずる水がある特別な地で、それを祀っていました。しかし、強い民ではなかったので蹂躙され、長い間服従を強いられてきました。それを変えたのが一心というわけです。

一心は国の存亡が掛かっている今でも竜胤の力を使うのには否定的で、弦一郎の行動を案じています。

お酒を渡せる人物は仏師、エマ、そして一心。この三人です。それぞれ違うことを聞け、お酒も(大変だけど)一周目で全て集められます、、、確か。

一心はとにかく朗らかで豪快な性格。そして人を見抜く力もあります。剣聖時代は強さを貪欲に求め続け、葦名流という流派を作り上げました。そしてたまに道場に顔を出しては皆をのしていくなど、かなりの戦闘狂っぷりがうかがえます。

フロムの老人は強くてかっこよく、一心はその筆頭だと思ってます。剣を交えることがありますが、正統派の剣戟で最高に強いのでゲーム内だけでなく、プレイヤーからも絶大な人気を誇っています。

 

【葦名弦一郎】

 

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 葦名一心の孫。本作のライバル的なポジションです。

孫と言ってますが、実際には市井の生まれで血は繋がっていません。しかし、葦名の国は弦一郎にとって全てであり、葦名を想う思いは国一番です。そのため国を守るためならばどんな手を使うことも厭わず、その結果辿り着いたのが竜胤の力で不死となって戦い続けるということ。

つまり隻狼というゲームは国を守るために竜胤の力を手に入れたい弦一郎陣営と、人の在り方を変えるから竜胤の力を使いたくないという九郎陣営の、壮絶な内輪揉めのお話です。基本、主要人物は大体九郎陣営です。

若くして葦名の将に就くほどの実力者で、葦名流と巴流の二つの流派と、背丈ほどもある大弓を使います。ちなみに巴とは、弦一郎の師ですでに亡くなっています。

序盤の慣れていないプレイヤーにとって最初の壁になることが多く、隻狼ではどういう立ち回りをすればいいかを教えてくれる存在になってます。

弦一郎も決して悪い性格ではなく、九郎を幽閉しますが、粗暴な扱いはせず、竜胤の契りも九郎に同意を求めて行おうとしています(断られますが)。彼はただただ葦名の国を必死に救おうとしてるだけなのです。

そんな状況に置かれている弦一郎ですが、プレイヤーからはけっこうオモチャにされてます。理由は色々ありますが、数々の名言に、何も報われない不憫さ、そして狼に敗け続けることが主な理由ですかね。途中、かっこいい演出とともに第二形態を見せてきますが、ネタが分かると逆に弱体化する点も挙げられますね。

なんにせよ、隻狼というゲームになくてはならない人物なので、ネタキャラとして大人気のキャラとなっています(普通に好きな人もいます)。

 

【梟】

 

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 狼の義父。本名は薄井右近左衛門(うすいうこんざえもん)。

決まった主を持たないはぐれ忍びで、大忍びと称されるほど忍びとして強いです。

狼を拾ったのはほんの戯れ。忍びとして育てたのは自分の手駒が欲しかったからか、、、結果として狼をどう思ったかは是非自分でプレイして確かめてみましょう。

「梟」と呼ばれるには二つの要因があります。一つは音の無さ。剣を抜くときや近付く際に音がほとんどしません。ボリュームをあげてよ~く聴けば微かにする程度。狼の倍近い巨躯とは思えないほど素早く軽快に動きます。もう一つが奥義の技。派手な幻のフクロウを出し、派手な攻撃で視界を奪った後、姿をくらませて背後から致命級の一撃を入れる攻撃です。また、忍びらしく卑怯な手を使ったり、手裏剣や爆竹と言った小道具も使います。

こう書いて分かる通り、梟は敵として出てきます(場合によっては戦わない)。梟もとある理由で九郎の竜胤の力を求めます。そしてここで狼が梟に従うか従わないかでストーリーが分岐します。

忍びの中でも絵に描いたような忍びで、基本的に騙し討ちを狙っています。九郎を狙う理由もあり、一部では小物と呼ばれているそうですが、実力は確かで、実際多くのプレイヤーが地獄を見ています。

こんな梟ですが、実はお酒に弱く過去に一心に馬鹿にされたり、目がくりくりとしてたりと、意外とかわいいと評判のキャラです。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

最終的にどうなったかを語りたい気持ちもありますが、色んな人が見てもいいようになるべくネタバレは少なくしたつもりです。ちなみに僕は今隻狼でとある企画を考えているので、形になったら是非見てほしいです。

そして、(この記事で持つ人はそんないないだろうけど)興味を持った人は是非プレイしてみてください。既プレイの人はもっかいやろ?

 

それでは。

 

 

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SEKIRO-隻狼-のBGMを語りたい

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どうも、今回は2019年GOTYを受賞したSEKIRO-隻狼-のBGMについて語ります。

言わずと知れた超高難易度アクションゲーム、その世界を彩るBGMの中で特に好きなものを語っていきます。

※隻狼のネタバレを多く含みます。ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

1.Strength and Discipline

 

タイトルだけじゃ分かりませんが、人型中ボスのBGMです。

 ゆったりとした曲が多い中で、この曲はテンポが速め。そのおかげで雑魚敵とは違う、強者である証を示すようなニュアンスを醸し出しています。

和の雰囲気をしっかり出しつつも、その中で力強さや死闘感も表していますね。そして曲に抑揚が少ないので常に緊張感を漂わせています。

隻狼初心者に襲い掛かる最初の壁、侍大将。最初は中ボスとは思えない強さで多くのプレイヤーの心を折ってきます。何度も何度も挑戦して、何度も何度も聴くことになるこの曲。隻狼の代表的な曲になるのではないでしょうか。

 

2.Altered Form

 

こちらは獣(人外)型中ボスのBGMです。

 獣型の中ボスは少ないですが、厄介なボス揃いで印象に深く刺さる人も多いんじゃないでしょうか。

この曲は人ならざる力を持つ敵の怖ろしさを如実に表しています。プレイしながら聴くと分かりますが、赤鬼でトラウマソングになります。

赤鬼、火牛、長手の百足など、不気味なルックスに独特の攻撃、その上ストーリー進行上必ず戦うことになるので、否が応でもトラウマに立ち向かわされることになります。

僕は最初赤鬼と戦うのが怖すぎて、プレイ中この曲が流れると音量めっちゃ下げてました。今はなんてことない(むしろ好き)ですが、それほどまでに恐ろしい。。。

 

3.The Phantom Lady Butterfly

 

平田屋敷のボス、まぼろしお蝶の専用BGMです。

 まぼろしお蝶はその名の通り幻術を使うくノ一のイケオバ。そんな彼女の妖しさとどことなく感じる女性らしさが特徴的な曲です。

後半になるとBGMも変化。様子見のような曲調から彼女の本気モードを覗える畳みかけるような曲調に変わります。その中でも更に増す妖しさ。これがお蝶の魅力です。

 ストーリー上は倒さなくてもいいボスですが、序盤から戦えるボスであり、また隻狼での戦い方を教えてくれる良ボスです。初心者にとって超えるべき壁となる存在と言えるでしょう。

フロムソフトウェアの老人は基本めっちゃ好き。強くて、渋くて、かっこいい。。。

 

4.Genichiro Ashina

 

 皆大好き葦名弦一郎の専用BGMです。

 物語の重要人物であり、隻狼の因縁のライバルのような存在。どんな手を使ってでも葦名を守ろうとする、弦一郎の覚悟を感じる曲です。

すごく特徴があるわけではありませんが、弦一郎との一騎打ちを際立たせる、縁の下の力持ちのような曲。まさにバックグラウンドミュージックですね。

そして死闘の末、やっとの思いで体力ゲージを削り切ったと思ったらまさかの第二形態。しかも侍のような姿から雷神のような禍々しい姿に変わり、プレイヤーに絶望を与えてきます。BGMももちろん変化し、人の道を外れ、異端の力を表すように緊迫感と絶望感がマシマシになります。

プレイヤーが必ずぶち当たる大きな壁。弦一郎がプレイヤーにとって隻狼をクリア出来るか否かを判断する一番の良ボスです。個人的に隻狼で戦ってて一番楽しいボス。

詳しくは他の機会に語りますが、敵でありながら隻狼内で1~2位を争うほどの人気キャラ。色んな要素で皆にオモチャにされています。これも葦名のため。。。

 

5.Guardian Ape

 

落谷、葦名の底のボス、獅子猿の専用BGMです。

 個人的2019年グッドデザイン賞受賞のボス。通常の獅子猿はモンハンのドドブランゴとババコンガを足して2で割ったような見た目ですが、このボスの真髄は第二形態。BGMも第二形態が本番です。

第一段階はAltered Formのように獣との戦闘をイメージされています。ただ、怖ろしさはあまりなく、代わりに緊張感が増しています。まるで獅子猿の怒涛の攻撃を表しているよう。ヴァイオリンの悲鳴のような音も特徴的。

体力ゲージは1本。首を切り落として倒したら忍殺の表示も出た。よし勝った!そう思ったのも束の間、なんと自分の首を持ったまま剣で攻撃をしてくるようになります。

第二段階はそのあまりの不気味さをこれでもかと引き立てています。生き物として歪んでいるように、ヴァイオリンが本能でヤバいと感じるほどの不協和音がこの曲の肝。

最初見たときは怖くて仕方なかったですね。動き、見た目、攻撃、BGM、、、全てにおいて気味が悪いのです。しかも中には巨大な蟲。もうほんと無理。そう思うのと同時に素晴らしすぎる設定・デザインに感動もしました。皆はどうだったかな?

 

6.Corrupted Monk

 

水生村、源の宮のボス、破戒僧の専用BGMです。

終盤のボスなだけあって、第三形態まである強敵。その名を八尾比丘尼。だから多分女性。

曲は二段階に分かれており、一段階目は源の宮を守る門番として優雅に、華麗に、苛烈に襲い掛かってくる雅な破戒僧を表現。

二段階目は蟲憑きとしての破戒僧。本気の破戒僧を表すようにかなり大胆にテンポアップされ、雅さを残しつつも死闘感を演出する、和風戦闘曲の最高峰とも言えるレベルの曲です。

 隻狼の全BGMの中で断トツで好き。戦闘もまーじで楽しい。戦う場所や破戒僧の笑い声も相まって、最高に楽しいボス。隻狼で何度も何度も戦いたくなるのは弦一郎とこの破戒僧です。脳汁がとめどなく出てきます。まじで。

 

7.Fountainhead Palace

 

源の宮のエリアBGMです。

 平安時代を彷彿とさせる華やかさ、雅さが特徴的なエリア。しかし、その裏に隠されているおぞましさがフロムらしいですね。

平安の貴族たちの戯れを感じさせる雅で心落ち着くBGM。しかし進むごとに徐々に不気味に感じてくるのがフロムのすごいとこ。(宮の貴族の笛のせいだと思いますが)

隻狼のBGMは基本「和」をテーマにしていますが、その中でもこの曲は日本の奥ゆかしさや美しい風景を伝えてると思ってます。

 源の宮は和の美しさを全て表現している反面、フロム特有のおぞましさも含んだハイブリッドなエリア。あまりの美しさに最初は見惚れてましたが、同時に人が立ち入ってはいけないような雰囲気も感じました。実際、敵は難敵ばかりで地獄のようなエリア。不死断ちがいかに困難かを物語っていますね。

 

8.The Owl

 

真・平田屋敷のボス、義父の専用BGMです。

 これを語るには大忍び梟の専用BGMであるGreat Shinobiも語る必要があると思いますが、そこまで好きではないので申し訳ないですが省略させていただきます。

大忍び梟は忍らしい卑怯な手を使うような感じのBGMですが、それと同じフレーズを基盤に忍としての全盛期の梟の強さ、凄さ、熱さが伝わってきます。この曲も二段階に分かれていますが、二段階は更にヒートアップする感じ。

育ての親であり、忍としての師匠である梟と命を懸けた熾烈な戦い。緊迫した状況なのにどこか楽しんでる自分がいる。それはきっと梟が心の底で待ち望んでいた展開だったからでしょう。それがこの曲ですごくド直球に伝わってきます。

全盛期の梟の攻撃は、重く、速く、強い。使う技は隻狼のものを昇華させたもの。そして奥義のフクロウ。シチュエーション、バトル、BGM、全てにおいて隻狼内でトップクラスのアツいボスです。

 

9.Demon Of Hatred

 

裏ボス的な存在、怨嗟の鬼の専用BGMです。

 その名の通り、怨嗟が渦巻いている中もはや妖怪のような見た目のボスを表している曲。この曲も二段階になってます。

一段階目は純粋にフロムの妖怪ソング。得体の知れない化け物を和風に仕上げた感じです。

本番はやはり二段階目。BGMは更に盛り上がっていきますが、それと同時に悲しいさも感じます。まるで怨嗟の鬼が哭いているかのよう。

それもそのはず。物語の背景に気付き、鬼の正体が分かれば哭いているように感じるのも納得いくでしょう。彼を想うなら、殺さなければいけません。

知れば知るほど悲しくなるボス。彼を倒して残るのは、切なさだけ。

 

10.Sword Saint

 

修羅エンド以外でのエンドボス、剣聖 葦名一心の専用BGMです。

 隻狼という超高難易度のラスボスを務めるのにこれ以上ないほどの格、そして強さ。それらをしっかりと表現されている曲。

違う記事でも言いましたが、ラスボスのBGMは誰もがラスボスだと感じられればそれで十分。この曲もその役割を果たしていると思ってます。

印象的なのはイントロの空を斬るような笛の音。張り詰めた空気、滲み出る強者のオーラを感じるとともに、剣撃を飛ばすという人間離れした一心の洗練された技の凄さを表しているようにも感じます。

ただひたすらに強さを貪欲に追い求めた全盛期の一心は誰もが認める最強。その上豪快で情が深い性格の持ち主。立場、設定、強さ、全てにおいてラスボス。

迷えば、敗れる。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

いかにも和風アクションゲームのBGMって感じがして良いですよね。そこにフロムのニュアンスが加わって良さみが深い。

隻狼はあまりにもキャラクターが魅力的なのでまた別に語ります。なのでここでは深く語りません。

とても難しいゲームですが、その難しさすら楽しく感じます。魅力に溢れているこのゲーム、気になった人は是非プレイしてみてください。

 

 

それでは。

ホロウナイトのBGMを語りたい③

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どうも、無駄に長く続きましたがホロウナイトのBGMについて語るのも今回で最後です。

今回はエリアのBGMと特殊(?)なボスのBGMで好きなものを語っていきます。

 

 

 

 

1.Greenpath

 

 緑の道のBGMです。

無機質な世界観から一変、自然を感じる神秘的な曲。例えるなら、妖精の森に迷い込んだようなミステリアスでナチュラルな曲調。(イメ―ジ的にはポケモン剣盾のルミナスメイズの森みたいな)

安らぎや静寂感を感じると共に、微かに感じる不安や退廃感が、どんな場所でも安心出来ないホロウナイトの厳しさを表しています。

忘れられた交叉路と同様、敵と遭遇するとBGMに変化が。交叉路はストリングスが主張してきましたが、緑の道でもストリングスが主張してきます。交叉路は心臓の鼓動のようでしたが、緑の道はシンプルに戦闘曲に変わります。ただし、強敵との戦闘よりは雑魚敵との戦闘をイメージしている感じがしますね。

緑の道の雰囲気はホロウナイト内で2番目に好き。1番好きなのは次紹介するBGMのエリアです。

 

 

2.City of Tears

 

涙の都のBGMです。

イメージは「浄化」。敵がいようが悲しい過去があろうが、それら全てを洗い流し安らぎへと導いてくれる、そんなBGMです。

 止まない雨が降り続ける、ハロウネストの都。滅びた今でも雨は止まず、しかし未だ美しいままの涙の都を物語っています。

涙の都は敵と遭遇しても変化しない曲。あまりにもキレイなBGMのせいで敵と戦っていても、どこかふわふわとした、良い意味での違和感が涙の都の魅力を際立たせています。

涙の都はエリア部門、エリアBGM部門で1番好き。実際にプレイしていると雨音も加わって、ほんともう、なんていうか、すき。。。

 

3.Reflection

 

休息(セーブ)ポイントのBGMです。

1分半ほどの短い曲ですが、過酷な旅を続ける放浪者に束の間の休息を与える安らぎのBGM。タイトルのリフレクションをどう捉えるかで色々な見え方がしてきます。

温泉に浸かり、水面に「反射」する自分を表すのか、単に音が響く空間を示す「反響」なのか、ベンチ(セーブポイント)に座り、チャームや地図を見て「熟考」するのか、もしくは目を閉じて自分の行動を「内省」するのか、、、プレイヤーの解釈次第で良くも悪くも捉えられます。

休息ポイントは場所によっては温泉があり、この曲のマッチ度が更に上がります。

 過酷な運命を辿る放浪者。彼にせめてもの安らぎを。。。

 

4.Dream Battle

 

夢見の戦士たちの戦闘BGMです。

 今までのBGMとはまた一風変わった印象を受けます。個人的には、広大な荒野に乾いた風が吹き荒れる中で強者と戦っているような、そんなイメージが湧きます。

特徴的なのは曲の主役が入れ替わること。イントロのストリングスの力強い演奏が目立ちますが、途中から徐々に小さくなり、逆に裏で流れていたゆったりとした演奏が徐々に目立ってきて、気が付けばお互いの立ち位置が逆転しています。最終的には再びストリングスがメインになり、元に戻ります。この入れ替わりがとても自然で、集中していないといつ入れ替わったか分からないほど。

 夢見の戦士たちは全員で7人。どれも個性的な見た目や攻撃が多く、また、神の家では最悪の地形によって凶悪な敵になることから印象に残りやすいのではないでしょうか。

(敵として)特に嫌われているのはマーコス。防御 兼 攻撃にもなる夢の盾に常に飛んでくる針、そして体力が少なくなると盾と針がどちらも倍になります。神の家ではこれに更に足場が浮島数個と、ラディアンスも思わず苦笑いするほどのクソ仕様。 光輝(ノーダメージ)でクリアできる人ほんとすごいと思います。。。

 

5.Radiance

 

真のラスボス、ラディアンスの専用BGMです。

 いいですね~このザ・真ラスボス感のあるBGM。秘匿が破られ現れる絶対強者感と神々しさが、2分半もないこの短い間にラディアンスの全てを物語っています。

このBGMはもはや語る必要はありません。聴けば誰もがラスボスのBGMだと思うでしょう。ラスボスのBGMというのは、それだけで十分なのです。

ラディアンスはストーリー、神の家共に最後の敵として立ちはだかる最強のボス。

ラディアンスはもふもふしてるからか、触れてもダメージが入らないのが好き。攻撃がいちいちオシャレすぎて好き。もふもふしてる羽と細長い脚のギャップが好き。 もう好き好き大好き。

 

・まとめ

 

いかがだったでしょうか。

3回に亘ってホロウナイトのBGMを紹介してきましたが、もちろんこの他にも沢山BGMはあります。False KnightやHornet、The White Ladyなど好きなBGMだらけです。

ストーリー、キャラクター、設定、難易度、BGM。全てにおいてクオリティが高いこのゲーム、まだプレイしていない人は是非やってみてください。きっと後悔はしないから。

すでにプレイ済みの人はホロウナイトの世界を語り明かしましょう。好きなものは絶対、口にしたほうがいい。

 

それでは。

 

ホロウナイトのBGMを語りたい①、②はこちら↓↓↓

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ホロウナイトのBGMを語りたい②

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どうも、前回に引き続きホロウナイトのBGMについて語ります。

今回はホロウナイトのBGMの中でも特に好きな戦闘曲を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

1.Nosk

 

暗闇の巣のボス、ノスクの専用BGMです。

ホロウナイトのBGMの中でも特に異彩を放つこの曲。不気味さや異質さがプレイヤーに焦燥感を与えてきます。

基本はずっと同じフレーズですが、強弱を何度も繰り返したり、ヴァイオリンの様々な演奏方法で魅せてきます。特に前半最後のヴァイオリンのキリキリ音だけになってからのff(フォルテッシモ)の飲み込まれるような展開がとてもお気に入り。あえて作られた不安定さが逆にノスクの不気味さを強調させています。

ノスクは相手の姿を真似て巣におびき寄せた後、正体を現し捕食するという狡猾なボス。第五神殿ではホーネットに化けてる上に本体に翼が生えます。短調ながらも読みづらい動きに苦戦した人も多いんじゃないでしょうか。

この曲はまさにそんなノスクの特徴を表している最高のBGMだと思っています。

ちなみに、戦闘はあまり好きではありませんが、見た目のデザインと専用BGMが作中でトップクラスで好きです。タカタカ走ってくるとことか愛おしいです。

 

2.Hive Knight

 

ハイヴのボス、ハイヴの騎士の専用BGMです。

 女王の忠実な騎士、ということで軍歌のように戦いに身を投じる騎士を鼓舞し、士気を上げ、そして讃えるような曲。軍歌やオーケストラ好きにはたまらない一曲です。

この曲もパート毎に特徴がありますが、やはり一番目立つのはトランペットのビブラートからの全楽器のスタッカートですかね。この曲の良い所は各楽器の魅せ場が必ずあるところ。普段は裏方しかしない重低音楽器たちにも輝くところがあります。

ほんともうめちゃくちゃ好きなので死ぬまでに一度でいいから生オーケストラで聴きたいです。

ハイヴの騎士は素早い剣撃と、針爆弾やハイヴリングの大量排出という動きを制限する二つの攻撃でプレイヤーを苦しめます。

しかし、慣れてしまえばどうということのないボス。

個人的にはボスがBGMに負けていると感じる稀有なボスです。お前にこのBGMはもったいない!

 

3.Broken Vessel

 

 古代の穴のボス、壊れた器の専用BGMです。

 他曲より重低音を強調していて、暗く重い意思を感じさせるのが特徴的。

特に好きなのはやはりイントロ。チェロの重厚的な音が骨身を震わせます。その他のストリングスも荒々しく、力強く演奏されることで、本人の意志ではなく、強制的に戦わされていることを引き立てています。そしてあえてスッキリしない曲調や展開にも同じことが言えますね。

すでに事切れた選ばれなかった器、そこに感染された寄生虫に入り込み、戦うことになります。器に入りきらず汚染が溢れ出ている姿は見ているこっちが苦しくなってくる。

死に間際に救いを求めるように手を伸ばしてきますが、誰もその手を取ることはなく、器の思いも虚しくそのまま死にます。

どこまでも哀れな器、、、

 

4.The Grimm Troupe

 

巡業団の長、グリムの専用BGMです。

 一言でまとめるなら「崇拝する悪魔の讃美歌」。悪魔ではありませんが、曲の雰囲気的には崇拝される悪魔という言葉がとてもしっくりきます。

特徴的なのは大きく3つ。

1つ目は何と言ってもパイプオルガンによる主旋律。神秘的、強者感、背徳的、宗教的等、たった一つの楽器で様々な意味をこの曲にもたらしてくれます。

2つ目、ホロウナイトの楽曲では珍しいコーラス。これによって、巡業団として多くの人たちがいる前で活躍する者として強調されています。更にこの他にも恐れ敬ってか、単なる期待でかは分かりませんが、崇拝の対象になっているようにも感じ取れます。

3つ目、後半に入ってくるギターとドラム。これもまた珍しい組み合わせ。高潔で紳士的で他を圧倒するグリムの怒れる本性を大胆に表しています。

グリムはこれでもかと人気が出る要素が詰め込まれていますね。特徴的な顔、抜群のスタイル、洗練されたデザイン、低めのイケボ、オシャレな攻撃、そして紳士的。どれかしらは自分の好みに刺さるような設定です。

グリムというキャラ、そして比類なきBGMが見事にマリアージュを果たしています。

僕も大好きなグリム団長。ただ、火の玉を大量に飛ばす時に膨れ上がるのはダサくて笑うからやめてほしい。

 

5.Nightmare King

 グリムの強化版、悪夢の王グリムの専用BGMです。

グリムのBGMがアレンジされて更に重く、エグい進化を遂げました。

基本的には大体同じですが、より重低音やリズムを強調するようになり、絶望感や禍々しさが更に練りこまれています。ギターはなくなりましたが、それを軽く凌駕するレベル。これほど悪夢の王という肩書に相応しい曲は他にないでしょう。

悪夢の王と名乗るだけあって強さは全ボスの中でもトップクラス。スピードが更に上がって回復する隙も少なくなった上、体力も増えているので長期戦になると、プレイヤーの心を本格的に折りにきています。

 緋色に燃え上がるその姿に惚れていると一瞬で消し炭されてしまう。そこがまた良い。。。

どうでもいいんですが、この前知り合いに巡業団のブラムに似てると言われました。面白いくらい似てる要素が分からなくてめちゃくちゃ笑った。

 

 ・まとめ

 

いかがだったでしょうか。

今回紹介したボスたちはいずれ攻略解説も書く予定です。乞うご期待。

そして、まだ語りたい曲があるのであともう一回だけ語らせてください。

ちなみに僕はこのブログを書いてる時点では、第五神殿をクリアしていなくて、その上まだ1周しかしていないのでガバガバなとこがあったりしますが、そこはご了承ください。

 

それでは。

 

 

ホロウナイトのBGMを語りたい①、③はこちら↓↓↓

 

 

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